蓄電システムに常時接続した家電製品類・消費電力の紹介

蓄電システムに常時接続した家電製品とその消費電力を紹介いたします

電気冷蔵庫:Panasonic NR-F501XV (280kWh/年, 定格消費電力313W)
HDDレコーダ:SONY BDZ-AX1000 (45W)
無線LANルータ:Buffalo WZR-HP-G301NH (14W)
FAX電話機:Panasonic KX-PW605DL (待機時0.9W)
PC : SONY VAIO VPCF118FJ (18W)
LC ディスプレイ:三菱RDT23IWM-S(51W)
NTT光ケーブル終端:GV-ONU PR5300SE(<27W)
以上 常時接続製品消費電力合計:最高約470W (平均約188W)

昼間時14時間消費電力量:約2.7kWh. 夜間時10時間の充電にて補給可能な状況なるも、夏場のエアコン(三菱霧ヶ峰400W)使用の際、充電不足状況に陥る可能性が悩みの種. 上記冷蔵庫は、同クラス中購入当時最も省エネ性能の優れたものですが、メーカ公表消費電力から計算すると平均消費電力値は30Wと小型電球並であったが、我が家での実測値では、約80Wでした。これは車の燃費性能のメーカー公表値測定と同様で、メーカー測定時の条件と実際の使用状況との違いによることからくるもので、メーカー公表値はあくまでも、他製品との購入前の比較の際の参考でしかない。冷蔵庫、エアコンなどの消費電力は、気候、設定条件など使用環境によって大きく異なるので、午後10時になる前に蓄積電力を使い過ぎて、突然のBlackoutにならないように要注意です。

カテゴリー: 節電   タグ:   この投稿のパーマリンク

蓄電システムに常時接続した家電製品類・消費電力の紹介 への9件のコメント

  1. 水谷孝之 より:

    なかなか神谷さんらしい趣味と実益を兼ねた実証実験ですね。感心しました。
    ところで諸々の初期投資費用はどのくらいの期間で回収出来そうですか?

    • 神谷 明 より:

      コメントありがとうございました。このBLOGの最新の投稿に、東電からの5月の電気料金の請求書のデータを基にした電気代の節約額を掲載しました。その結果では、1月に約5千円位セーブできそうなので、1年で約6万円位セーブできそうです。ですので、元を回収するのに約6年弱位かかる計算になります。

  2. 梅田 章 より:

    太陽電池の大合唱の中で、神谷さんのシステムは、非常に実利的で感心しております。さて、5000円/月の節約は、本システムの導入によるものか、節電意識が高まったためのものものか、どちらと言うべきでしょうか? 電気機器が減ったわけではないので、夏場を別にすれば、使用電気量は減らないと思いますが如何でしょうか?基本的には、2.7kWhの一月分が節電分だとしますと、5000円にはならない、という意見を同僚が吐いているので、神谷さんのご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いいたします。

    • 神谷 明 より:

      梅田様、鋭い御意見有難うございます。確かにメーカ公表の消費電力値を用いた計算では、本システムによって一日平均2.7kWh、即ち月々約81kWhを夜間電力で補うことが出来ても、本装置導入前の従量電灯Bメニューで電力消費をしていた場合と比べて、1kWh当り¥24.13-¥9.48=¥14.65しか節約できないので、月々平均約¥1,187しか節約できませんので、貴方の同僚の方のご意見は全く正当と思われます。メーカー公表値の使用条件は、我家での使用条件を必ずしも代表しているとは限りませんので。実際、本装置に接続された冷蔵庫は現在ほぼFull稼働の状態で300W以上消費しているように感じます。簡易ですが消費電力計を購入しましたので、実際に計測してみたいと思いますので10日程度猶予を頂きたいと思います。それから、節電意識に関してですが、従来までは、昼間使用していた大電力消費製品(洗濯・乾燥機、自動食洗機、大型プラズマTV、ヘアードライヤ、コードレス掃除機の充電)は常に夜間使用、こまめなOn/Offによる無駄の削減等を、高まった節電意識で徹底することにより、”おトクなナイト10”をうまく利用することと相まって月額¥5,000以上という予測以上の節約に結びついたと思います(基本料金も月¥105ですが安くなっております)。将来、もっと大容量のリチウムイオン電池が手頃価格で手に入れば、さらに大容量の電力を蓄電出来ますので、節約金額はさらに増えると予想されます。

      • 神谷 明 より:

        梅田様、さっそく簡易電力計を購入し(かねてから欲しかった)本蓄電システムによって稼働している電力消費量を調査したところ、やはり各電気器具はメーカー公表値を上回っているようで、特に冷蔵庫はメーカ公表値の280kWh/年(=30W相当)を大きく上回り80Wの電力を消費しているようです。メーカー測定条件と消費者使用条件が異なるため仕方ないのかもしれません。結局、昼間時間帯(14時間)に蓄電システムは家中総計約4.2kWhの電力量を供給しているようです。これは1ヶ月で約130kWhで、これによる節約額は、1ヶ月で約1900円程度になり、残りは、昼間の使用を夜間の仕様に切り替える、使用をやめる、といったソフト的な節約であると思います。これによって毎日のバッテリーの放電深度も大きい様ですが、どのくらい寿命があるのかも今後興味あるところですが、充電機も最適のようで、3ヵ月経過現在では、全く衰えは感じられません。

  3. 梅田 章 より:

    追加の情報の掲載ありがとうございました。参考になります。ところで、騒音の点ではどうでしょうか?サイリスターの背面のファンの音、充電器が作動中のブーンという音はどれくらいでしょうか?家人は音に神経質なので、お聞かせ頂ければ幸いです。現状では、元のお子さんの部屋に設置して居られるようですが、神谷さんはどのくらい離れたところでお休みになっているのか、就寝時に妨げになることはありませんか?

    • 神谷 明 より:

      申し訳ないですが、何dBという数値でお伝えすることは出来ません。はっきり言って、インバータもバッテリー充電器もかなりうるさいです。昼間、冷蔵庫が製氷や強冷凍作業などを始めたりすると、インバータの負荷連動FANが回り始め、ボワーっという感じのノイズが、夜間10時から充電器が動き始めると、夜の静けさの中で、やはりFANのノイズが結構うるさいですが、どちらも”ジー”っというような種類のサイリスタ系のノイズはないようです。どちらもFANの雑音のみのようです。普通の人では同じ部屋の中ではとても寝られません。バッテリーからは、やはり少々水素ガスと異臭(原因は分かりません)が発生しますので、人間との共生は出来ないと思っていただいたほうがいいです。この装置のために12畳の部屋をつぶしてしまうのはかなりもったいないので、ウチでは、ゆくゆくは屋外に出すつもりです。また、寝室との間には押入れがあり、深夜でも全くそのノイズは伝わって来てはおりませんので、就寝時に妨げになることは全くありません。幸いなことに、床や壁を伝わってくるようなノイズではないようです。しかし、6年前に買った、地デジ・衛星放送対応のSONY VAIOのDesktop PC (VGC-VA201DB)( http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VA2/spec.html )も、内蔵FANの音がかなりうるさく(40dB以下という規定は満たしていると信じますが)、最近の民生電気電子機器のノイズ対策というのは、この程度なものか、とちょっと残念に思います。メーカーは、このようなネガティブな特性は、よほど自信がない限り仕様書には書きたがらないようですね。お断りしておきますが、これは私の使用するインバータST2500-124とバッテリー充電器PANcharge1Kに関してのみです。

  4. Kamiya より:

    Thanks a lot for your advices many times. I try to follow them from now on.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>