360W太陽光発電パネルを付けてみました

この調子で行けばこれから来年4月までは毎月5,000円から8,000円程度の電気代と100kWh前後の電力を節約できることは確実なので、更なる改善を求めて、太陽光発電パネルを付けてみることにしました。パネルは、カナダのCSI(Canadian Solar Inc)社の最大出力180W、最大出力動作電圧36.1V、最大出力動作電流4.99AのCSA-180Mという大出力の単結晶シリコンの製品を2枚(合計最大出力360W)、2階のベランダの手すりに取り付け、昼間もバッテリーの充電を計り、今まで家族から小さすぎる画面で評判の悪かった節電用23″液晶ディスプレイによるテレビ視聴を、夜間電力でのみ使用していた50″プラズマTV Viera(公称消費電力485W)で視聴できるようにすることが狙いです。いくら節電でも、夜10時まで折角の大画面でテレビ番組を楽しめないのでは、宝の持ち腐れですから。でも、なぜ、電力バカ食いのそのようなTVを購入したかというと、5年前の購入時、薄型デジタル放送用のTVの中では、一番美しいと思ったことと、それ以前のブラウン管使用のアナログTVの30”程度の物と比べて、それ程電気バカ食いではなかったからです。

パネルのベランダの手摺りへの取り付けには、ネット販売で購入したアルミダイキャスト製の川口技研HK-75-DBという40°の勾配が選べるホスクリーンとアングル材とで、ひじょうにしっかり取り付けられました。もともとベランダの手摺りは、やはりアルミのダイキャスト製でひじょうにしっかりしたものです。夏場は、もっと勾配を小さくする必要がありますが、その時は、どうするか再考します。

太陽光発電パネル・コントローラーには、電菱社のSA-MPPT-15Lを選びました。選択理由は、太陽光発電パネル CSA-180Mの最大出力動作電圧が36.1Vと高く、通常のコントローラーでは、24Vのバッテリー電圧で動作させてしまうと、約33%の電力Lossが生じてしまうので、MPPT(Maximum Power-point Track)の機能を持ったコントローラーが望ましいからです。パネルからのケーブルとコントローラーの間には20Aの安全ブレーカを入れました。コントローラ出力端子からの接続先は勿論バッテリーの端子で、極性を間違えないようにします。これで、当分蓄電システムにどのくらい余裕が生じるか様子を見ることにし、今後のレポートの課題とします。太陽光発電パネル・コントローラには、商用電源から取る充電器とを同時に使用するとコントローラーが破損し、バッテリー、ソーラーパネルまでの破損に繋がるものがあるらしいので、選択には要注意です。ここで使用している電菱社のものは、電菱に問い合わせの結果、このような組み合わせでも大丈夫ということでした。

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