家庭に自家製蓄電システム設置(Home-made Electricity Storage System)

電力会社は電力不足で、15%以上の節電を呼びかけている。電力不足で停電に陥ったり、生産活動に支障が出て日本経済が低迷することはなんとしても避けたい。
そこで節電の実証実験となったわけです。まずは家庭内に設置する節電システムです。市販品を購入すると高価ですので、まずはそれら以上の性能を持つ蓄電システムの自作(Home-made Electricity Storage System)を手掛けました。使用Component類は、誰もが入手可能な市販品を使用するように心がけました。

システム詳細と節電節約データ、問題点等をこれから公開していきます。本サイトに掲載のデータを無断で引用されたり参考にされたりすることは禁止させていただきます。また、本サイトをLINKされるときにはご通知ください。

カテゴリー: 節電 | 40件のコメント

蓄電システム構築のきっかけ

蓄電システム構築のきっかけは、東日本大震災後の計画停電による不便な経験ですが、たまたま、所有しているToyota Estima Hybridにインバターによる100V最大電力1500Wの電源プラグが備わっており、停電時にそこから延長ケーブルにてキッチンの冷蔵庫に接続したところ、全く問題なく稼働したので、さらにTV,VAIO Notebook PC,ガスファンヒータ, FAX電話機、蛍光灯スタンドなどにも接続し、約3時間の計画停電中にもかかわらず、通常通りの生活を楽しめたことで、インバータによる”発電”の威力をまざまざと見せつけられたことによるものです。その後、計画停電は終わりましたが、将来的な展望から、昼間の電力消費のピークの解消に協力することにより、この国難ともいえる時期に微力ながらでも社会に貢献できたらと思い、最大電力2500Wまで供給可能な自作による蓄電システムの構築を思いつきました。しかも、”毎日 昼間のみ運転し、夜間は格安な商用電力への切換自動的に行う”、というのが当初からの目標です。当初予算は、25万円以内でしたが、軽く超過してしまいました。当初は太陽光発電(PV)パネルによるバッテリー充電も考慮しましたが、今回は費用対効果の観点からこの案は見送り、格安な料金の夜間電力による充電という方式に決定しましたが、今後の検討項目として考慮してゆきたい、と思いますが、PVパネルによる電力は自家消費に使うのではなく、売電した方が断然お得というのが現在の持論です。

カテゴリー: 節電 | タグ: | 4件のコメント

自己紹介

現住所:神奈川県藤沢市
年齢:77歳(R5年4月現在)

性別: 男性

経歴: 2005年日本IBM定年退職. JEITAサーバ省エネワーキンググループ同社元代表委員

現在職業:無職
在米勤務経験:アメリカ合衆国CA, NY,AZ州など約10年
趣味: 日曜大工, Classic Guitar演奏, Hi-Resolution Digital Audio, Facebook, etc

me-Mail address: kamiya@shonanfujisawa.com

カテゴリー: 節電 | 5件のコメント

System構成

System構成は以下の通りです

DC-ACコンバーター:電菱 ST2500-124 (http://www.denryo.com/inveter/st/st2500.html )
Deep Cycle バッテリー:新神戸電機 EB160 (2個)
Battery 充電器:電菱 PANcharge1K (http://www.denryo.com/battery_charger/large_capacity/pancharge1k.html)
その他、充電器開始・停止用ディジタル プログラマブル タイマー(15A); ケーブル類; 200A Fuse付きケーブル; Panasonic 電源プラグ; Panasonic二口コンセント、等.

これらのComponentsの構成方法に関しては、後程、Illustration入りで説明いたしますので、参考にしてください。バッテリーとインバータ間の接続ケーブルには、断面積60平方ミリ(m㎡)、耐電流217A以上の物が、また、両端の圧着端子にはR60-M8が適します。ここに使用したインバーターST2500-124は、停電になると自動的にバッテリー電源に切換え、復帰するとまた商用AC100Vに切り換えるタイプで、外部タイマーを用いると、自動的に商用AC100Vとバッテリー電源との切り替えが可能で、自動化蓄電システムという本プロジェクト用として、ひじょうに使いやすいです。

カテゴリー: 節電 | タグ: | 3件のコメント

蓄電システムに常時接続した家電製品類・消費電力の紹介

蓄電システムに常時接続した家電製品とその消費電力を紹介いたします

電気冷蔵庫:Panasonic NR-F501XV (280kWh/年, 定格消費電力313W)
HDDレコーダ:SONY BDZ-AX1000 (45W)
無線LANルータ:Buffalo WZR-HP-G301NH (14W)
FAX電話機:Panasonic KX-PW605DL (待機時0.9W)
PC : SONY VAIO VPCF118FJ (18W)
LC ディスプレイ:三菱RDT23IWM-S(51W)
NTT光ケーブル終端:GV-ONU PR5300SE(<27W)
以上 常時接続製品消費電力合計:最高約470W (平均約188W)

昼間時14時間消費電力量:約2.7kWh. 夜間時10時間の充電にて補給可能な状況なるも、夏場のエアコン(三菱霧ヶ峰400W)使用の際、充電不足状況に陥る可能性が悩みの種. 上記冷蔵庫は、同クラス中購入当時最も省エネ性能の優れたものですが、メーカ公表消費電力から計算すると平均消費電力値は30Wと小型電球並であったが、我が家での実測値では、約80Wでした。これは車の燃費性能のメーカー公表値測定と同様で、メーカー測定時の条件と実際の使用状況との違いによることからくるもので、メーカー公表値はあくまでも、他製品との購入前の比較の際の参考でしかない。冷蔵庫、エアコンなどの消費電力は、気候、設定条件など使用環境によって大きく異なるので、午後10時になる前に蓄積電力を使い過ぎて、突然のBlackoutにならないように要注意です。

カテゴリー: 節電 | タグ: | 9件のコメント

保護中: 節電効果途中経過

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

カテゴリー: 節電 | タグ: | コメントを読むにはパスワードを入力してください。

夜間電力割引料金メニューについての説明

東京電力では、オール電化住宅ではなくても、夜間の電気料金割引メニューを提供していて、60A以下の契約なら標準の従量電灯Bより安いです。詳細は、HP( http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/home03-j.html )、東電以外ならば、その地域の電力会社のHPをご覧ください。蓄電装置試用に際して、私は、従量電灯Bから”おトクなナイト10”に切り替えました。22時から翌日8時までの料金が格安ですが、昼間の料金は高いので、生活様式に合わせて選ぶことが肝心です。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

システムの自動化

本システムに採用したDC-ACインバータは、本来停電対策が目的であり、通常は商用交流100Vをバイパス・モードで出力し、停電になると自動的にインバータ・モードに切り替わってバッテリーからの直流24Vを変換した交流100Vを出力するように設計されていますが、これだけでは節電効果を期待することはできないので、我が家のように電気代節約目的にも使用したいときには、格安の電気料金になる夜10時からバイパス・モードで、インバータ出力に接続された冷蔵庫、TV等の電気製品を商用交流100Vで動かし、同時にバッテリー充電器を“ON”にしてお役御免になった(Offline)バッテリーに対して充電を開始し、次は通常電気料金に戻る翌朝8時に商用交流100Vを遮断してバイパス・モードからインバータ・モードに切換えて、バッテリーに前夜蓄積しておいた電力を変換した交流100Vを出力して前記の電気製品を動かすようにし、同時にバッテリー充電器をも”OFF”にするという作業をしなければならない。これらは単純作業ではあるが、毎日朝8時と夜10時に手動にて行わなければならないとなると、大変な負担になり、泊まりがけでの外出はできなくなってしまう。そこで、蓄電装置としての動作確認が終了したところで、もう少し頭を使い、この作業を毎日自動的にやる方法として市販タイマーを使うことにした。電気店にて、市販では最大許容電流である15A(1500W)の24時間タイマーを2個購入し、それぞれインバータの商用交流100V入力コンセントとバッテリー充電器の商用交流100V入力コンセントとに設置し、それぞれ、毎朝8時に“OFF”、夜10時に”ON”するようにセットした。理屈では一つのコンセントに1個のタイマーを設置して、インバータと充電器とで共用することも考えられるが、家庭用の一つのコンセントの許容電流は15Aに規制されているので、安全上の観点からも、このような共用は絶対に避けなければならない。5月22日夜10時に両方のタイマーの“ON”時の動作を確認し、23日朝8時に”OFF” 時の動作を確認してから、“手間いらず“の自動化をENJOYできるに至ったが、昼間の電気の使い過ぎによってバッテリーが放電停終止電圧に達しないように注意しなければならないのは言うまでもない。インバータは、バッテリーからの入力電圧が20.5Vに下がると警告音と赤色LEDの点灯で知らせてくれることになっているが、これに気が付かないでいると、数分で交流100Vの出力は遮断されてしまい、商用100Vが回復しても自動回復はしないので注意を要する。なお、バッテリーの充電は、毎日夜10時に開始して、翌朝6時頃には充電し終わっているので、現在までのところ夜間料金の時間帯で充電不足になる心配はない。しかし、昼間バッテリーを使いすぎると、朝8時までに充電が完了しないことは勿論である。

ですが、昼間の料金は高いので、生活様式に合わせて選ぶことが肝心です。

タイム スケジュール:

午前8時: DC-ACインバータへの東電からのAC100V InputをタイマーにてOFF. バッテリー充電器も別タイマーにて電源OFF.                                                                                                          午後10時: DC-ACインバータへの東電からのAC100V InputをタイマーにてON. バッテリー充電器も別タイマーにて電源ON.

カテゴリー: 節電 | タグ: | コメントをどうぞ

端子周辺配線写真

これまでに戴いたコメントの中で、各コンポーネントの配線はどうなっているのか分かりにくい、明らかにした方が良い、というご意見を戴きましたので、DC-ACインバータの入出力端子周辺とインバータへの商用AC100V入力コンセント周辺の写真を掲載致します。インバータへの商用AC100V入力は、定時にインバータへの入力をON/OFFするためのタイマーを経由しております。
インバータ入出力端子周辺配線
インバータへの商用AC100V入力コンセント周辺写真

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

端子周辺配線写真(2)

同様、バッテリー端子周辺、およびバッテリー充電機AC100V入力コンセント周辺の写真を以下に掲載いたします。バッテリー充電器AC100V入力は、インバータ入力と同様、タイマーを経由しております。
バッテリー端子周辺配線

カテゴリー: 節電 | 9件のコメント

前年同月比で電気料金56%の削減

ちょうど本格運転開始し、また、電気料金メニューを、スタンダードな従量電灯Bから、夜間10時間型の“おトクなナイト10“に切り替えてから、1カ月経過した時点で東電の検針があり、”電気ご使用料のお知らせ”が来ました。メニュー変更に伴い、東電からの電気料金請求は、電力使用量および料金ともに、昼間と夜間とに分けられた内訳が記載されており、5月1ヶ月間の使用量の総計は370kWh, そのうち昼間67kWh, 夜間303kWh, また、料金の総計は5,172円で、そのうち基本料金1、219円、昼間料金1,599円、夜間料金2,872円、燃料調達費-529円という内容でした。電気料金総計5,172円という金額は、前年5月分の電気料金が11,686円、本年4月の電気料金が10、743円と比べると、それぞれ約、56%及び52%の節約となり、驚異的な節約率です。また、電力使用量では、前年同月、先月はそれぞれ、総計507kWh, 461kWhで、ともに、昼間と夜間の内訳が記載されておりませんので、それぞれの時間帯での使用量は分かりませんが、節約率は前年同月、先月と比較してそれぞれ、約27%、25% と大幅な節約をすることが出来ました。肝心な電力使用量ピークの存在する昼間における電力使用節約率に関しては、以前の従量電灯Bでは内訳が記載されなかったので内訳比較をすることは出来ませんが、5月の昼間の使用量67kWhと言う量は、”最初の80kWhまで“という昼間時間帯の第1段階料金域上限を大幅に下回っていることを考慮すると、大幅な節約率であったと思われます。本蓄電システム導入以降の、昼間の電気料金の削減は本装置の導入により、また、電力使用総量の大幅な減少は、装置の導入によって無駄な電力使用をできるだけ控えようという電力節約志向がより強まったという意識の貢献が大きかったと言えます。今後の夏場の暑さのピーク時でのエアコン使用も、高めに温度設定したうえで本システムによって稼働し、昼間の電力使用を控えてピーク時での消費電力の削減にできるだけ協力したいと思います。

カテゴリー: 節電 | 1件のコメント

参考:東電からの電気使用料の通知

前年4月、先月(4月)、今月の東京電力からの”電気使用料のお知らせ”のコピーを、電気使用料、および電気料金の削減の参考までに掲載いたします。写真左から、それぞれ、22年4月、23年4月、23年5月分です。23年5月分は契約種類が”ナイト10”になっており、電力使用量、料金とも、昼間、夜間とに分けた内訳が明示されております。

カテゴリー: 節電 | 2件のコメント

経産省の科学教育サイエンスポータルサイトに掲載

最近、経済産業省の科学教育サイエンスポータルサイト( http://scienceportal.jst.go.jp/# )に投稿した本蓄電システム(Electricity Storage System)の記事が掲載されました( http://scienceportal2.jst.go.jp/reports/events/110607/ )ので、ご高覧いただければ幸いです。本システムは現在も順調に稼働しており、昼間の電力節約に協力しております。6月の節電・節約結果は6月27日あたりに本サイトにて発表させていただきます。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

システム切換時のタイム・ラグ 

インバータ・モードからACバイパス、および ACバイパスからインバータ・モードへの切換時のタイム・ラグはどのくらいかという質問がありましたので、インバータ ST-2500のスペック値からコピーしますと、

インバータ⇒ACバイパス:8~10ms 

ACバイパス⇒インバータ:16~50ms 

という、インバータとしては比較的短時間であり、現在我が家でこのシステムに接続して使用中の電気機器はいずれの切換時にも問題はないのですが、内蔵バッテリーを持たないデスク・トップ型のPCにて実験してみると、切換時に再始動が始まってしまい、デスクトップ型のPCを稼働している場合には、別途UPSが必要です(動作可能な充電されたバッテリーを内蔵するノートブック型ではこれまでに切換時の問題は全くありませんでした)。

カテゴリー: 節電 | 2件のコメント

6月の電気料金は、5千円を切りました、5,002円の節約です!

6月は検針日が他の月よりも早く、24日で、使用期間は28日と短めでした。請求額は、なんと、4,975円と、記録・記憶にある限りでは、今までの最低の請求額です。

本蓄電システムを使用し始めた本年5月および6月の、昨年(2010年)同月との電力消費量/電気料金の比較を下記の表にまとめました。 昨年は契約従量電灯B蓄電装置はなし、に対し、2011年は契約おトクなナイト10蓄電装置あり。昨年同月に対し、電力83kWh、料金で5,002円の節約でした。総計使用電力が減少していることは勿論ですが、やはり、夜間の電気料金 1kWhあたり9.48円という安さがひじょうに料金節約に貢献しているようです。しかしそれでも、10年前まで一軒家を借りて住んでいた、Tucson (Arizona, USA)での電気料金の2倍です。

総計

基本料金

第1段階

第2段階

第3段階

夜間

2010

2011

2010

2011

2010

2011

2010

2011

2010

2011

2011

5月

507kWh

370kWh

120kWh

67kWh

180kWh

0kWh

207kWh

0kWh

303kWh

11,686

5,172

1365.00

1,219.35

2144.40

1599.29

4114.80

0

4994.91

0

2,872.44

6月

429kWh

346kWh

120kWh

57kWh

180kWh

0kWh

129kWh

0kWh

289kWh

9,977

4,975

1365.00

1,260.00

2144.40

1,360.59

4114.80

0

3112.77

0

2,739.72

 

カテゴリー: 節電 | 3件のコメント

蓄電システム構成概略図

右をクリックすると写真を拡大してご覧頂けます。

2013年1月11日に、バッテリーに過電流が流れることによるバッテリーの損傷を未然に防ぐために、二つのバッテリーを直列接続するためのケーブルを200AのFuseに変更しました。これにより、直列接続のバッテリーの+/- 24V端子間が、そこに接続された機器(太陽光パネルコントローラ、充電器など)の部品の劣化などにより短絡された時の万一の最悪の事故に対するPreventive actionです。200A Fuseは器械的に強度が高いようなので、8mmのボルトを利用してバッテリー端子に片方の端子を直接取付け、他方の端子はケーブルに取り付けました。Fuseには12Vの直流電圧しかかからないので、ここに指などが触れても感電する危険性はありません。なお、Fuseはネット経由で2個1組780円(税込み)で購入しました。

カテゴリー: 節電 | 3件のコメント

多くのアクセス、建設的なコメント・お問い合わせ有難うございます。

2011年7月12日付の読売新聞夕刊の一面に本蓄電システムと本BLOGが紹介されて以来、本BLOGへのひじょうに多数のアクセスおよびいろいろ建設的なコメント・お問い合わせを頂き、蓄電装置への世間一般の関心の高さには驚いております(電子版URL: http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=43937 )。遅ればせながらここでお断りさせていただきますが、言うまでもなく、本例は蓄電システムの一例であり、使用機器、使用機器設定条件、使用環境、使用条件、電力会社との電気契約条件、などによって節電効果、節約効果、および費用は異なります。また、本例を参考に蓄電システムをご自分で組み立てる際には、構成する部品・機器類の使用に関して取扱説明書に記述された規定範囲内で使用され、自己責任にて組み立ておよび安全稼働をされるようお願い申し上げます。

カテゴリー: 節電 | 4件のコメント

7月の電気料金は、5,843円、前年比ー7500円でしたが・・・・・・

総計
基本料金
第1段階
第2段階
第3段階
夜間
2010
2011
2010
2011
2010
2011
2010
2011
2010
2011
2011
5月
507kWh
370kWh
120kWh
67kWh
180kWh
0kWh
207kWh
0kWh
303kWh
\11,686
5,172
\1365.00
\1,219.35
\2,144.40
\1,599.29
\4,114.80
\0
\4,994.91
\0
\2,872.44
6月
429kWh
346kWh
120kWh
57kWh
180kWh
0kWh
129kWh
0kWh
289kWh
\9,977
\4,975
\1365.00
\1,260.00
\2,144.40
\1,360.59
\4,114.80
\0
\3,112.77
\0
\2,739.72
7月
576kWh
417kWh
120kWh
65kWh
180kWh
0kWh
276kWh
0kWh
352kWh
\13,350
\5,843
\1,365.00
\1,260.00
\2,144.40
\1,551.55
\4,114.80
\0
\6,659.88
\0
\3,336.96
*:上記の表からは、スペースの都合で燃料費調整、太陽光促進付加金は内訳から省略致しました。
一見、相当な節約のように見えますが、昨年の7月は、米国の特許事務所での英日特許翻訳者としての資格を習得するために猛勉強をしていて、連日書斎のエアコン(三菱霧ヶ峰:定格消費電力0.99kWh, 100V)を点けていましたが、本年は特に暑い日だけ一日2-3時間程度しか蓄電システムにて動かしておりませんので、本システムの効果という観点での比較対象にはならないと思います。なので、本システムがなかった昨年7月に今年の7月と同じ電力量(417kWh)を消費していたと仮定したら、電気料金はいくらだったか計算してみると、燃料費調整費が今月と同額(¥316)と考えると、電気料金メニューは従量電灯Bでしたので、第1段階、第2段階を飛び越して、第3段階の117kWhまで達し、基本料金すべて込みで、¥10131.45だったことになり、本システムと”おトクはナイト10”をペアで導入することにより、差し引き¥4288の節約になったことになり、かなりの節約になったと考えます。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

使用3ヵ月でバッテリーに補水

設置してから2ヶ月目の7月の初めごろ、バッテリー液のレベルをチェックしたところ、まだ十分液量があったので、ちょっと油断して居りましたが、8月初めに念のため再チェックをしたところ内部セパレータ上すれすれのレベルまで減っておりました。ちょっと驚いて、バッテリー液を購入して最高液面まで補水しました。このバッテリーの取扱説明書内部にもはっきりと1週間に1度は液面を点検するように謳われており、一度最低液面を切ってしまいますと寿命を縮めることになるらしいので、今後は要注意です。また、過剰状態まで補水すると、電解液があふれ、漏電の原因となることがあるそうなので、やはり、補水時にも要注意です。電解液は希硫酸ですが、水分が蒸発するとやがては濃硫酸に変化し、こぼれた部分を焦がしたりしますので、危険です。

取扱説明書から抜粋

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

プログラマブル タイマーが誤作動!

 

本システムに二つ問題が生じました8月7日午前2時頃、稼働しているはずの充電器(PANcharge1K)のランプ類が全部消えて、稼働してないことが分かりました。原因は本体の15A 250VacのFuseが切れたことで、交換すれば直りました。使用3ヵ月余で初めての問題ですが、いつものRoutine workなのに、なぜ、今回、Fuseが切れたのか全く分かりません。簡易電力計での測定結果でも、最大消費電力1050W程度で最大電流は約10A余となり、15AのFuseが切れるような電流は流れないはず。8月11日午前8時に、本システムでは、タイマーを2か所:インバータへの東電からの商用AC100Vの入力On/off、および、バッテリー充電器のOn/off、に使用していますが、そのうち後者が午前8時にAC100VをOffするようにProgramされているにもかかわらずOffされず、充電器が稼働し続けていることが確認されました。タイマー自身の通電ランプは通常通りOff(消灯)され、通電されていないはずなのですが、実際には充電器はランプが点灯して稼働しており、バッテリーに電力を送り続けていました。実は、このタイマーの前身、同じメーカーのおなじ型番で、買ってすぐにこれと同じ症状を見せたので、買った店で交換してもらい、それ以来再発してなかったのですが、やはり出ました。ハードかソフトか判りませんが、内部に何か設計上の欠陥があると思われます。最初の物は、ぜひ故障解析をしてくれるように依頼して、買った量販店に交換する際に依頼しておりますが、解析結果は聞いておりません。充電器との間に相性なるものがあるのかもしれません。これが起こると、本システムでは、昼間時間帯に、インバータに、バッテリーと充電器と、両方から直流が流し込まれ、節電にならないと同時に、充電器に負担がかかり、Fuse切断も含めた故障に繋がる危険性もあります。稀な問題のようですが、長期にわたり、自動運転を続けるには不安が残りますので、ちょっと高価ですが、機械式タイマーのPanasonicの物に換えることを検討しております。

 

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

バッテリー充電器用のタイマーを交換

先日誤作動したCUSTOMのウィークリータイマー(WT-03)を、8月11日にPanasonicの”繰り返しタイマー(WH3301)”という機種に交換したところ、現在のところ順調に与えられたOn(22時)/Off(7時45分)の仕事をきっちり行っているようです。これは時計がモーターによって機械式に回転しているのでAC100Vが来ている限り、より確実に動作するようですが、On/Offする時間設定が15分刻みで、例えば、WT-03が出来たような、7時59分にOffする、という細かな設定が出来ないのが本システムにとっては欠点です。

また、先日切れてしまったバッテリー充電器のFuseは、指定の米国Bussman社製の15Amp 250Vのものが近所の家電量販店やホームセンターでは入手できず、ELPA製の類似規格の物で代用しておりますが、Bussman社製のものはサイズがインチ規格なので、ELPA社製のものは1mm程度長さ短く、Fuse holderへの収まりが悪いようです。Bussman社製のものも秋葉原まで行けば入手可能のようなので、今度上京の際に入手しようと思います。今後Spare partとして常備しておくアイテムです。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

8月の電気代は、6,492円、昨年比7,867円節約,31.4%節電

2011年5月から8月までの電気代のまとめをリストにしました。拡大してご覧になる時はリストをクリックしてください。

本年5月からの電気代節約額の合計は26,890円です。本月昼間料金が初めて第一段階を12kWhだけ超過しましたが、この原因は猛暑により昼間エアコンをつけたからです。日本の夏は湿度が高いので、エアコンつけないと本当に生命にかかわります。

なお、このエアコンはリビング・ルームに設置してある200V仕様のタイプのため、出力が100Vである本蓄電システムには接続できません。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

バッテリー充電器用タイマーは2個直列使用

先日報告したように、CUSTOM社製のWT-03をPanasonic社製の機械的タイマーに置き換えましたが、”On/Offする時間設定が15分刻みで、例えば、WT-03が出来たような、7時59分にOffする、という細かな設定が出来ないという本システムにとっての欠点”を克服するため、および、よりタイマーの信頼性を高めるために、新品と交換してもらったWT-03とをシリーズに繋ぎ、Panasonicでは大まかに10:00pmにOn 8:00amにOffと設定し、CUSTOMではより微細に10:01pmにOn 7:59amにOffと設定しました。今まで3回起こったCUSTOMの故障モードはいづれも、Offするべき時にOff出来ずOnのままになる、ということでしたので、このようにすることにより、CUSTOMが7:59amにOffし損ねても、Panasonicの方が8:00amにOffしてくれる事を期待したからです。このやり方ですと、8:00amに別のタイマーが東電のAC100VをOnしてインバータがバッテリー・モードになってもCUSTOMが故障を起こして充電器がまだOnのまま、バッテリーに電力を供給している、という異常事態が最短時間で抑えられるからです。このタイマーが正しく働いてくれないと、安心して旅行にも出られません。これでしばらく様子を見ることにしました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

9月の電気代は、7,484円、昨年比7,691円節約, 20.44%節電

9月の電気代(8月25日~9月27日)も、昨年同月と比較して、電気代で7,691円の節約、電気使用量で153kWhの節電が出来ました。しかし、先月と比較すると、電気使用量で73kWh(昼間8kWh, 夜間65kWh)、電気代で992円(昼間245.92円、夜間616.2円)の増加でした。増加の主な原因は、8月末から9月半ばにかけての猛暑時にエアコンを使用したことによることです。台風15号通過後の9月下旬から急激に秋らしい気候になり、エアコンの使用時間が激減することが予想されますので、10月の電気使用量および電気代も激減すると期待されます。5月設置以来ここまでの電気料金の対昨年同期累計節約額は、34,581円にのさて、今夏、経産省の節電コンテストに参加登録しましたが、TEPOREの「電気のご使用量自動反映サービス」で電気使用量の自動反映が出来ず事実上参加できませんでした。自動反映されなかった理由については、前年と本年とで、契約種別(前年:従量電灯B,本年ナイト10)が異なるためと思われます。

参考 : 東電からの昨年と本年の9月分の電気使用量通知のコピーです。画像をクリックすると拡大表示されます。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

充電器PANcharge1K用のタイマーをREVEX社製に交換

9月14日に偶然にDYTの店で、REVEX社という会社の”節電エコタイマー”というプログラマブルなタイマーで、現在の消費電力が表示でき、最大定格入力電力1500W(15A)という機種番ET55Dのものを見つけ、さっそく購入して、それまで使用しておりました充電器PANcharge1K用のタイマー CUSTOM社のプログラム タイマー WT-03を交換しました。これまでのところ、肝心の充電器のOn/Offに関しては全く問題ありません。さらに、採集したデータはこのタイマーを電源から切り離しても不揮発で消えません。WT-03は、データを書き写す前にうっかりコンセントから引っこ抜くと、折角取ったデータが消えてしまい、苦い経験をしました。ただし値段も税込みで¥3,400と、WT-03よりも約¥1,400も高価です。ET55Dを使用することにより、このような心配もなく、タイマー設定時刻は秒の単位まで設定可能です。ET55Dを使用することにより、PANcharge1Kの消費電力が充電の段階により約110Wから最大約1050W程度まで変化することもわかりました。話は飛びますが、なので、PANcharge1Kの15A/250Vのヒューズが時折切れてしまうという問題の原因は不明です。一応、メーカーの電菱に連絡して、原因解明をお願いすることにし、代わりのPANcharge1Kと交換に10月4日に出荷しました。

手前がREVEX社のET55D、奥がPanasonic社のWH3311WP

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

360W太陽光発電パネルを付けてみました

この調子で行けばこれから来年4月までは毎月5,000円から8,000円程度の電気代と100kWh前後の電力を節約できることは確実なので、更なる改善を求めて、太陽光発電パネルを付けてみることにしました。パネルは、カナダのCSI(Canadian Solar Inc)社の最大出力180W、最大出力動作電圧36.1V、最大出力動作電流4.99AのCSA-180Mという大出力の単結晶シリコンの製品を2枚(合計最大出力360W)、2階のベランダの手すりに取り付け、昼間もバッテリーの充電を計り、今まで家族から小さすぎる画面で評判の悪かった節電用23″液晶ディスプレイによるテレビ視聴を、夜間電力でのみ使用していた50″プラズマTV Viera(公称消費電力485W)で視聴できるようにすることが狙いです。いくら節電でも、夜10時まで折角の大画面でテレビ番組を楽しめないのでは、宝の持ち腐れですから。でも、なぜ、電力バカ食いのそのようなTVを購入したかというと、5年前の購入時、薄型デジタル放送用のTVの中では、一番美しいと思ったことと、それ以前のブラウン管使用のアナログTVの30”程度の物と比べて、それ程電気バカ食いではなかったからです。

パネルのベランダの手摺りへの取り付けには、ネット販売で購入したアルミダイキャスト製の川口技研HK-75-DBという40°の勾配が選べるホスクリーンとアングル材とで、ひじょうにしっかり取り付けられました。もともとベランダの手摺りは、やはりアルミのダイキャスト製でひじょうにしっかりしたものです。夏場は、もっと勾配を小さくする必要がありますが、その時は、どうするか再考します。

太陽光発電パネル・コントローラーには、電菱社のSA-MPPT-15Lを選びました。選択理由は、太陽光発電パネル CSA-180Mの最大出力動作電圧が36.1Vと高く、通常のコントローラーでは、24Vのバッテリー電圧で動作させてしまうと、約33%の電力Lossが生じてしまうので、MPPT(Maximum Power-point Track)の機能を持ったコントローラーが望ましいからです。パネルからのケーブルとコントローラーの間には20Aの安全ブレーカを入れました。コントローラ出力端子からの接続先は勿論バッテリーの端子で、極性を間違えないようにします。これで、当分蓄電システムにどのくらい余裕が生じるか様子を見ることにし、今後のレポートの課題とします。太陽光発電パネル・コントローラには、商用電源から取る充電器とを同時に使用するとコントローラーが破損し、バッテリー、ソーラーパネルまでの破損に繋がるものがあるらしいので、選択には要注意です。ここで使用している電菱社のものは、電菱に問い合わせの結果、このような組み合わせでも大丈夫ということでした。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

10月の電気代は、5,494円、昨年比5,233円節約, 26.87%節電

本日東京電力より届いた10月度の”電気使用量お知らせ”は上に掲載したコピーのとおりで、請求予定金額は5,494円で、昨年同月に比べて5,232円の節約で、電気使用量は、昼間71kWh,夜間261kWh、合計332kWhで、電気使用量では122kWh(26.87%)の節電でした。10月は、エアコンの夜10時以降の暖房としての使用はありましたが、昼間における使用はなかったので、昼間の電気使用量は第1段階(80kWhまで)に収まり、昨年同月に対して引き続き大幅な節電、節約に繋がりました。

下記左側が昨年10月分、右側が本年10月分の東京電力からの電気使用量通知書。

 

 

 

 

カテゴリー: 節電 | 8件のコメント

11月の電気代は、6,658円、昨年比4,834円節約、86kWh(17.44%)節電

燃料費調達をに注目すると、当月は1kWh当り+0円30銭に対し、昨年11月は-1円60銭で、当月は昨年同月と比べて1kWh当り実に1円90銭もの値上げで、3月の福島第一原発の事故の影響が大きく反映されています(来月はさらに1kWh当り+0円32銭もの値上げが予定されております)。このような状況にもかかわらず、本年11月の電気料金は6,658円で、昨年同月の電気料金11,492円と比較して4,834円の節約でした。電気使用量での比較としては、当月は407kWh、昨年11月は493kWhと、86kWh(17.44%の)の節電でした。しかし、先月と比較すると1,164円の増加で、昼間の電気料金と夜間の電気料金とも増加しており、これは主に、昼間はガスファンヒーター(電力消費量約60W)夜間はエアコンを使い始めたことによります。ガスファンヒータは現在使用場所が蓄電装置のコンセントの位置から遠いことが理由で、太陽光発電パネルを設置した現在、多少曇っていても電気容量的には余裕が出来たにもかかわらず、蓄電装置には接続しておりませんので実にもったいない話です。蓄電装置の移動と配線の工夫に関して考えておりますが、最終的には、家の配電板内のブレーカーに接続することになりそうです。下記電気代請求書ののコピー、左側が昨年11月分、右側が当月分です。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

12月度の電気代は7,060円、3,615円の節約、25kWhの節電

12月度の電気代の請求額は、7,060円で、昨年同月の10,675円と比較して、3,615円の節約でした。使用電気量は434kWhで、昨年同月の459kWhと比較して、25kWhの節電でした。下に添付した東電からの本年および昨年12月度の請求書をご参照ください。コピーの部分をクリックすると拡大されます。

2010年12月                2011年12月

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

本年5月以降の電気代節約は48,263円、節電量は958kWh

本年5月~12月期間と昨年同期間に於ける電気消費量と電気代での比較総計

本年5月の蓄電装置導入および”おトクなナイト10”への契約変更以来のサマリーとしては、燃料調達費および太陽光促進付加金による料金調整(実質的な値上がり)にも拘わらず、48,263円の節約、958kWhの節電でした。もし、燃料調達費および太陽光促進付加金による料金調整(実質的な値上がり)が無ければ、更なる料金の節約(約53,600円)ができたはずです。東電が”権利”と主張する”大幅な電気料金の値上げ”が認められれば、来年の節約額はさらに圧縮されてしまいます。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

インバータ モード切換時のタイム・ラグによる問題

昨年6月に、インバータ・モードからACバイパス、および ACバイパスからインバータ・モードへの切換時のタイム・ラグはどのくらいかという質問があり、インバータ ST-2500のスペック値によると、

インバータ⇒ACバイパス:8~10ms

ACバイパス⇒インバータ:16~50ms

で、我が家ではこのタイム・ラグによる問題は、デスクトップ パソコン以外にはないと報告しましたが、昨年暮れに、液晶テレビSONY BRAVIA KDL-40HX720を購入したところ、それまでのプラズマテレビでは全く問題が無かった”ACバイパス⇒インバータ”のモード切換時に、BRAVIAではパワーが数秒間切れてしまう(”インバータ⇒ACバイパス”切換時には問題ない)ことが分かりました。毎日、午前8時の昼間電力時間帯への切り替わり時にタイマーを利用して自動的に”ACバイパス⇒インバータ”へのモード切換を行っているので、この時間に放送受信が中断してしまいますので、BRAVIAにだけUPSを設置しようかと考えております。BRAVIAの消費電力は公称値135Wとなっておりますが、実際の消費電力はこれよりもずっと少ないようで(40W程度?)、時間の制限を殆ど気にせずに蓄電システムで午前8時から夜10時まで見ることができ、重宝しております。さすがにLEDバックライトによる節電効果は大きいです。しかし、画面の迫力という点では、やはり、50インチプラズマTVは素晴らしいですが、485Wの電力消費は節電システムにとって大きな負担で、夜10時~朝8時の夜間電力時間帯のACバイパスモード時にのみ使用することにしました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

バッテリー充電器PANcharge1Kのヒューズ切れの問題

昨年8月7日午前2時頃、稼働しているはずの充電器(PANcharge1K)のランプ類が全部消えて、稼働してないという問題が生じ、原因は本体の15A 250VacのFuseが切れだったことを報告し、製造元の電菱に調査依頼をしておりましたが、昨年12月に電菱から”ヒューズ切れの根本原因は不明であるが、15AのFuseを20Aのものに交換するという対症療法で問題の解決を図る”、という報告を頂き、20Aの交換ヒューズが送られてきました。しかし、本システムにCSIの180Wの太陽光発電パネルを2枚設置して以来夜間に行っているバッテリー充電がひじょうに楽になり、10A以上の電流が流れる時間がひじょうに短くなったせいか安定運転で、ヒューズ切れの問題は再発しておらず、いまだにヒューズの交換対応はしておりません。太陽光発電パネルを設置するまでは、昼間は放電のみで、毎日ひじょうにディープな充放電の繰り返しだったので、夜間の充電量が多く、充電器に相当な負担だったのでしょう。太陽光発電パネルの設置は、バッテリーの延命化に対する効果も大きいと考えられます。電菱のご調査と対応には感謝致しております。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

太陽光発電パネル取付補強

アングル材を使用して、太陽光発電パネルの取付けを強固にすると同時に、季節によって仰角を調節出来るようにしました。現在の仰角は約40度です。春分の日と春分の日には35度、夏至の日には約12度、冬至の日には約60度、にすることによって太陽光を90度に受けるようにして発電効率を最適になるようにします。調節は、垂直に立てたアングル材の高さを調節することによって行えます。なお、太陽光発電パネルは温度が上昇すると発電効率が低下するので、夏季にはパネルの表面に、すぐ近くにある水道栓からの水を散布して冷却考えております。また、パネル表面の汚れも落とせるので一石二鳥です。これは、屋根に取り付けたときには考えられない、ベランダに取り付けたことによるメリットです。

 

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

蓄電システムに接続した家電製品/消費電力

季節の変化とともに本蓄電システムに接続した家電製品を一部入れ替えました。以下が冬場での接続家電製品とその消費電力(太字*は常時電源ON)です
電気冷蔵庫*:Panasonic NR-F501XV (280kWh/年, 定格消費電力:313W,平均80W)
HDDレコーダ*:SONY BDZ-AX1000 (45W)
FAX電話機*:Panasonic KX-PW605DL (待機時:0.9W)
NOTEBOOKPC* : SONY VAIO VPCF118FJ (33W)
無線プリンターサーバ*: CANON NETHAWK WP-100(5W)
LED液晶テレビ:SONY BRAVIA KDL-40HX720(135W:平均70W)
NTT光ケーブル終端*:GV-ONU PR5300SE(<27W)
TVアンテナブースタ*: DX ANTENNA TCM-351(4.5W)
電気魔法瓶*: ZOJIRUSHI 4.0L CV-DG40-XJ(905W, 20W:98℃保温時)
ガスファンヒータ: 東京ガス RN-B950XFH (43W)

接続製品消費電力合計:常時(14h/day)ON製品合計: 約215.5W
50%時(7)h/dayON製品合計:約113W
毎日平均消費電力 : 215.4W x 14h + 113W x 7h = 3.808kWH
⇒約3.8kWh

なので、バッテリーの公称容量4.8kWhと比較すると、約79%の負荷率ということになり、負荷率としては、寿命の観点からは多少高い範囲かと思いますが、対投資効果考慮すると適当な値かと思います。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

2012年1月は昨年同月比、5kWhの節電 4941円の節約

2012年1月は昨年1月と比べて、電気消費量で5kWh、電気代で4,941円の節約でした。節電出来なかった理由は、昨年暮れから正月にかけて、2人の息子たちの帰省、母親の滞在等で、昼間・夜間とも電気こたつ、50インチプラズマTVなどによる電気消費が増加したことによると思われます。電気消費量総計がほぼ同じながら、電気料金で5,000円近い節約が出来たのは、電気料金メニュー”おトクなナイト10”に合わせた生活スタイルの調整によるもので、蓄電システムは昼間の高価な電気消費量を節減し、このうちの約2,000円程度の節約に貢献しているようです。

2011年1月                 2012年1月

なお、昨年5月以来の電気量の節約合計は963kWh, 電気料金の節約合計額は53,204円になりました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

2年前の1月と比べて、282kWh、10889円の節電・節約

左に掲載のコピーが示すように、2年前の2010年(平成22年)1月の電気消費量と電気代は、それぞれ、958kWh、 21,499円で、2011年1月時点で、277kWh/monthの節電、5,948円/monthの節約、さらに今年の節約が加わり、2年前の1月と比較すると、実に、282kWh/monthの節電、10,889円/month節約でした。2年前の1月から1年前の1月の間の節電・節約の要因は、大幅な節電、節約の要因は、冷蔵庫を旧型から省エネ新型に、家内外で点灯時間の長い白熱電球・蛍光灯をLED電球に、交換したことが挙げられます。特に冷蔵庫は、ナショナルのTANTOという1997年製製品 452L型(メーカ公表消費電力量44kWh/月)から、2010年3月に当時時点で一番省エネだったPanasonicの500L型への交換は大きかったようです。2011年1月と2012年1月との差は、今までお伝えしてきたとおり、5月から電気料金メニューを従量電灯Bから”おトクなナイト10”への切換、夜間電力の効果的な使用、蓄電システムの設置、それに伴う節電意識の向上、などにつきます。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

太陽光発電パネル傾斜調節

お彼岸をあと一カ月に控えた今日この頃、吹く風はまだ冷たいのですが、太陽の光はだいぶ春らしくなってきました。12月、1月頃に比べて太陽の角度も高く(2月20日現在、約44度)なり、太陽光発電パネルの仰角もそれに合わせて約44度に調節しました。ベランダに取り付けた家の特権であり、屋根に取り付けた家では、このような芸当はできません。その結果、12時の時点で太陽光は90度近い角度でパネルに当り、180Wの太陽光発電パネルは2枚でも、パネル上から影が完全に無くなる午前10時ごろから午後3時くらいまでの間、バッテリーを効率よく強力に充電してくれ、夜間電力料金時間が開始して東電からの電力に切り換わる午後10時まで、インバータを通して、冷蔵庫、液晶TV、電気ポット、ガス ファンヒータ等の我が家の電気製品の殆どに電力を供給してくれ、再生可能エネルギーの有難さを満喫させてくれております。2~3日くらい曇りや雨の日が続いてもなんとか持ちこたえてくれます。特に午前11時から午後2時ごろまでの間は、負荷がかかっているにも拘わらず、バッテリーがFull充電状態になりっ放しです。夜間のバッテリー充電に要する消費電力も、太陽光発電パネルを設置する以前と比べて、一晩約1kWh程度(夜間電力料金約10円分)節電して呉れます。これから太陽の高度は一日2度弱程度ずつ高くなるので、パネルの傾斜角もそれに合わせて適宜調節(仰角を小さく)してゆくつもりです。この季節にこのような状態だから、6月の夏至のころになったらどんなに凄いのか、と想像しがちなのですが、パネルの表面温度が高くなりすぎて、逆に発電効率は悪くなるそうなので、どのような結果になるのか、それはそれで、また楽しみです。凝ったかたは、自動的に水道水を流してパネルの温度を下げる装置を取り付けているとか・・・・温水器としてCOGEN出来れば最高ですね。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

2月の節電は63kWh、電気料金節約4,833円

2012年2月は昨年2月と比べて、2012年は燃料費調整という名目の、1年前と較べて1kWh当り2円15銭という大幅な実質的な電気料金値上げにもかかわらず、電気消費量で63kWh、電気代で4,833円の節約でした。以下に東電からの電気料金お知らせのコピーを掲載いたします。画像をクリックすると拡大されます。なお、2年前(2010年)の2月の電気料金と消費電力は723kWh、16,443円だったので、その当時と比較すると、当時からの大幅な電気料金の値上げ(1kWh当り2円13銭)にもかかわらず、電力消費量222kWh 、電気料金8,376円のSavingでした。

2011年2月                 2012年2月

なお、昨年5月以来の電気量の節約合計は1,026kWh, 電気料金の節約合計額は58,037円になりました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

3月の昨年同月比 節電は1kWh,節約は3,133円

今年3月の総電気使用量は512kWhで、昨年3月の513kWhと比べて1kWhだけの節約でしたが、燃料調達費という名目での実質上の2円13銭/kWhの電気代値上がりにもかかわらず、電気料金では3,133円安い金額でした。総電気使用量の内訳は、昼間138kWh,  夜間374kWhで、もし、燃料調達費が昨年3月と同じならば、電気料金はさらに約1,000円強安かったでしょう。電気料金の値上げはすでに始まっております。

昨年3月                  今年3月

なお、昨年5月以来の電気量の節電合計は1,027kWh, 電気料金の節約合計額は61,170円になりました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

4月は¥5,385の節約、 143kWhの節電

ことしも桜の花も散り、散った花びらも雨に流されてしまいました。そんな頃2012年4月の電気料金請求書が届きました。昨年同期と比較して電気料金で¥5,385、電気消費量で143kWhのSavingでした。具体的には、電気料金請求額が¥6,414、電気消費量が370kWhでした。
ちょうど1年前の5月から蓄電装置の稼働と、”おトクなナイト10”を始めたので、5月からは、1年前との比較は特別なEventがない限り行わないことにします。

 

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

ーまとめー 1年経ちました。¥65,499の電気料金の節約です

蓄電システムと”おトクなナイト10”を導入した前後1年間の電気消費量および電気代での比較を行った結果、以下に示す2つのグラフに示す通り、電気消費量で約1,100kWh、気料金で¥65,499という大幅なSavingという結果になりました。比率的には電気消費量では17%の節電、電気料金では43%の節約ですが、ピークシフトの観点から肝心な昼間の電気消費量の削減という点では、導入以前にどのくらい昼間時間に電気を消費していたのか記録がありませんので、導入以前の昼間時間(8:00am-10:00pm)での電気使用量を全体使用量の80%と仮定すると、1年で約5100kWhの消費で、導入後の昼間の電気消費量1149kWhと比べると、推定約4,000kWhの節電に成功したことになり、当初の目的は達成されたと思います。今までのところ、高価で品薄のリチウムイオンのバッテリーでなくても、比較的安価で入手の容易な鉛バッテリーでも十分以上に節電・節約効果が得られることが分かりました。しかし、寿命という観点からは、まだ、未知数なので、今後ともモニターを継続して行きたいと思っております。そして、原発の再稼働が困難な現在、電力事情は引き続き厳しい状態が続きますので、今後とも、昼間の消費量を減らすためにも微力ながら頑張っていきたいと思います。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

太陽光発電パネルの効果

2011年10月から太陽光発電(PV)パネル180Wを2枚設置したところ、昼間時間帯でもバッテリーの充電が行われ、蓄電システム全体としての蓄電容量の増加に繋がったのですが、同時に、夜間時間帯での充電に要する東電からの買電の削減にも繋がることになりました。PV パネル設置前には一晩の一回の充電に必要な電力は平均約4.85kWhでしたが、PVパネル設置後では、昼間晴れていたときは平均2.12kWh、曇っていたときは2.85kWh, 雨の日だったときは3.84kWhという結果になり、概略ですが、月に30日のうち20日が晴れの日だったと仮定すると、下記の図のように、月約¥600の節約になりますが、年間でも約¥7,200程度の節約にしかならず、PVパネル設置費用約¥190,000(MPPTコントローラや取付アングル材を含む)をPayoffするのに、約26年かかることになり、本件のように、自家消費用に使用する事は、経済的な観点からは不向きであり、桁違いに安価な充電器により、夜間電力を使用した充電がBestであると言えます。PVパネルは売電価格が¥42/kWh(消費税含)と決ったので、現状では、売電に徹するのがBestと言えます。

カテゴリー: 節電 | 2件のコメント

太陽光パネル出力、春先は冬場より出力が弱い?

この折れ線グラフは、晴れの日の午前8時から午後10時までのバッテリーの電圧推移の平均を表したものです。バッテリーの電極にはインバータへのワイアーと太陽光発電パネル(PV panel)からのワイアーが接続され、バッテリーは昼間は充電され続けております。グラフ中、グリーンが2012年2、3月、黄色が2012年4月における平均です。4月は2月、3月に比べて日差しの強さが強く、PV panelからの出力も大きくバッテリー電圧もより高くなると思われますが、結果は、2月、3月の方が高くなってしまいました。理由としては、①2,3月時のパネルの仰角が45°に設定され、太陽光がより直角に近い角度でパネルに入射するのに対して、4月はパネルの仰角がベランダの大きさの制限から38°までしか調節出来ず、太陽光の入射角度が、平均72°程度で、効率は約95%に低下する。②空気の透明度が、2、3月は4月に比べて高い(澄んでいる)。③PV panelの温度が、2、3月は4月に比べて低いので出力が多い。と、言った点が考えられます。対策として、PV panelの取り付け方をさらに工夫して、仰角を30°にしてみました(5月17日)。夏至の時点では、PV panelの最適な取付仰角は12°位にもなりますが30°以下にするのは困難です。今後、この状態で、データを取り続けてみたいと思います。

左のグラフは2012年5月の天候別バッテリー電圧(公称電圧24V)の端子間の電圧の1日中の変化である。勿論、両端子には充電コントローラーを介して太陽光発電パネルからの出力が接続されている。晴れの日の正午近辺では電圧が上昇するのは当然であるが、冬場での同電圧(約28-29V)と比較すると1V-2V程度低い。これは、1. 冬場に比べて、大気の透明度が低く、晴れていても、太陽が常に薄雲で覆われているせいだと思われる。2. また、パネルの温度上昇も悪影響を及ぼしていることは考えられます。3. パネルの仰角は可変に設置してあり、時期に応じて太陽の高度に大体合わせているので、仰角のミスマッチではない、と思われる。冬場に美しく見えて富士山も、4月になると霞のかなたにうっすらと見える程度であることからも裏付けされます。梅雨が明けて、夏が来れば秋にかけて、もう少し大気の透明度が良くなるのではないかと期待しています。この変化は、昼間の充電量の減少を意味し、夜間のバッテリー充電に必要な電力量が増えた、という結果にも反映されてます。しかし、夜間の電力料金はまだ安価(¥9.48/kWh)なので、電気料金への影響はあまりなさそうです。

 

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

東電、大幅電気料金値上げ申請:夜間料金30.6%アップ

東電のHPによると、2011年7月からの値上げにより、おトクなナイト10の料金体系をこのように変更する申請をしている。この表では、現行料金を6月の燃料費調達の0.55円/kWhを上乗せした後の料金だ。上乗せ前の料金と比較すると、昼間の従量制部分の値上げ率は、第1段階 ¥23.87 →¥25.50:6.8%UP、第2段階 ¥30.74 →¥34.24:11.4%UP、第3段階 ¥32.48 →¥39.38:21.2%UP、夜間時間 ¥9.48
→¥12.38:30.6%UPと、特に夜間部分の値上げ率が30.6%と超大幅である。政府は、このまま認証してしまわないよう望む。
もしこのまま先月(2012年4月)分の料金に仮に適用すると、基本料金は変わらず¥1260, 昼間96kWh=>¥80 x 25.50 + 16 x 34.24 = ¥2,587.84, 夜間 ¥274 x 12.38 =¥3,392.12 太陽光促進付加金 ¥22, 合計¥7,261.96 となり、現行の¥6,414と比べて、13.3%の値上げになりますが、蓄電システムを稼働する前の2011年4月の合計電気料金¥10,743と比較すると、まだ、安く、本システムの存在意義はあることになります。

カテゴリー: 節電 | 2件のコメント

科学技術振興機構のScience Portalに掲載

”バッテリー利用し50%以上の電力料金節約 に成功 Part2”が、経済産業省 科学技術振興機構のScience Portal ( http://scienceportal2.jst/reports/events/120608/ )に掲載されました。2011年6月に同タイトルのPart1が掲載されたのに続き、今年5月に設置後ちょうど1年目の節目を迎えたのを契機に、設置以来1年間の電力消費量、電気料金節約額への効果、気になるバッテリー寿命の兆候、および昨年10月に追加した2枚の太陽光発電パネルの効果などについてここにまとめて発表させていただきます。このBLOGですでに報告した通り、結果としては、残念ながら、電力料金の節約%は総量で44%と僅かに50%には届きませんでしたが、ピークシフトの観点で重要な昼間の消費電力節電では、推定77%の節電という結果を報告致しました。

カテゴリー: 節電 | 5件のコメント

現在のパネルの仰角は約23°

神奈川における夏至時点(6/21)での太陽の高度は77.8°、その日近辺を境に徐々にまた低くなります。最適なパネルの仰角は12°近辺ですが、取り付けてあるベランダと周辺の影との関係から、ここまでは下げられないですが、工夫して最低限度である23°まで下げました。この角度は、8月下旬くらいまでは最適です。これによって、実質的にどのくらい発電量が増すかは、他に、この角度よりももっと発電量に影響を与える要素、例えば天候、気温などの違い、があるので、測定は不可能かと思われます。

⇐2012年1月22日時の設置状態

 

 

 

 

2012年7月3日における設置状態⇒

 

 

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

太陽光発電パネルの位置調整、より長時間の日照時間

午後2時半くらいから、窓シャッターボックスが太陽光パネルに影を落とし始め、午後早い時間からパネルからの出力が減少し始めるので、パネルの位置をもう少し窓から離した位置(南方向)にずらすように調整しました。アングル材をベランダの手摺りの上方に上げ、パネルもその上に乗るようにすることで、それを可能にしました。パネルは、ベランダから外側に突き出るようになったわけです。仰角は約21°にキープ。これにより、午前は10時から両パネル全面に太陽光が当たり始め、午後は4時ごろまで維持できるようになりました。パネルに影が出来ると、その部分のセルは抵抗を持ち、セル同士は直列に接続されているので、その部分が電流の妨げとなってパネル全体としての発電電力が大幅に減じることもありますので、出来るだけ長い間、パネルには全く影が出来ないようにすることが大切なことです。しかし、真夏には、太陽の位置が日の出時刻には東北東に、日の入り時刻には、西北西の方角にあり、南向きの太陽光パネルには、これらの時刻には全く太陽が当らなくなってしまいます。なので、パネルに影が出来ない時間帯は朝10時ごろから夕方4時ごろまでの間、と言うのが精一杯の調節と言えるでしょう。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

エアコン不使用にも拘らず、電気代は高額

今年の夏も、記録的に暑かった2010年の夏並に暑かったようですが、省エネのためにエアコンを使用せずに何とか過ごしてきましたが、9月に入って朝晩めっきり涼しくなり、結局今年の夏はエアコンなしで過ごせそうです。我が家の電気消費量は、昨年の8月と比較して総計373kWh(昼間94kWh, 夜間279kWh)と、昨年の8月の総計421kWh(昼間92kWh, 夜間320kWh)と比較して総計で48kWhも少なかったのですが、電気代では、今年8月6,766円、昨年8月6,492円と、逆に高くなってしまいました。これは、昨年の8月の燃料費調整が-0円42銭と再エネ発電賦課金12円に対して, 今年の8月は燃料費調整が+1円12銭と再エネ発電賦課金104円、という実効的な電気代の値上げが効いているからです。これが9月1日からの正式値上げ以前の、燃料費調整による大幅実質的値上げです。9月からは更なる値上げが待っているので、節電しても前年同月ほどは節約出来そうもありません。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

東電電気料金値上げの影響11%UP

東電の9月1日からの電気料金値上げにより、”おトクなナイト10”も左図(左側が値上げ前、右側が値上げ後)の東電のHome page  http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/home03-j.html よりコピー)に示されるように、夜間の9.48円/kWh,昼間の最初の80kWhまで25.20円/kWh, 80kWhをこえ200kWhまで30.74円/kWh,上記超過32.48円/kWhから、夜間の12.06円/kWh,昼間の最初の80kWhまで23.15円/kWh, 80kWhをこえ230kWhまで33.60円/kWh,上記超過38.81円/kWhと、すべての時間帯および使用料全段階ともに大幅な値上がりになり、我が家のように夜間電力を貯めて昼間に使用する場合、どの程度の値上がりになるのか心配でした。本日東電から届いた9月度(8/27-9/25)の電力使用量通知によると、値上げ以前の料金と比べて結果的に約11%の値上げでした。
具体的には、合計使用料 328kWh(昼間使用料73kWh、夜間使用料 255kWh)、電気料金総額 6,341円(基本 1260円, 昼間 1823.64円, 夜間2964.36円, 燃料費調達 202.99円, 再エネ発電賦課金 91円)でした。値上げ前の本年7月度の使用量通知では、合計使用料328kWh(昼間72kWh, 夜間256kWh)とほぼ同額の使用量ながら、料金総額は5,706円(基本 1260円, 昼間 1718.64円, 夜間2426.88円, 燃料費調達 282.08円, 再エネ発電賦課金 19円)と、基本料金は同額ながら、夜間料金が約538円(+22%)、総額で635円、という大幅な値上げ幅でした。特に、夜間料金の単価当り27%の値上げは痛いです。
しかし、蓄電システムとおトクなナイト10の導入以前の平成22年9月度の使用量647kWh, 料金 15,175円と比べると大幅な節約なので、蓄電システムとおトクなナイト10の導入意義と、これによる節電意識の徹底化が貢献していることは明らかです。蓄電システムは、節電による生活レベル(QOL)の低下の防止に大きく貢献していると言えます。

カテゴリー: 節電 | 2件のコメント

24年10月の電気使用量・料金

10月分(9月26日から10月25日まで)の電気使用量(電気使用料金)は、昼間78kWh(1,965円),夜間258kWh(3,111円)、それに基本料金1,260円、燃料費調整134円、再エネ発電賦課金等93円の、合計電気使用量336kWh(6,564円)でした。これは昨年同月と使用料ではほぼ同じですが、9月からの電気料金の値上げにより、料金は約1,000円強の増加です。参考までに、本蓄電システムを使用しておらず、また、電気料金値上げ前の平成22年同月の電気使用量と料金は、従量電灯B契約で、454kWh(10,727円)でした。

カテゴリー: 節電 | 1件のコメント

充電器PANcharge1KのFANから雑音発生

蓄電システムは順調に稼働しておりますが、バッテリーの夜間充電に使用している充電器PANcharge1KのFANからの雑音が気になるようになりました。昨年も同じ時期に同様な問題でメーカーの電菱さんに交換して戴いたので、1年でFANからの雑音が出始めたということです。同じ電菱のDC-ACインバータのFANは昨年4月末からの稼働開始以来問題は出ておりませんので、この充電器に使われているFANの軸受ベアリングに信頼性の問題あり、ということでしょう。将来、FANの回転に問題に発展することになれば内部温度が上昇するので、充電器の故障に至りかねないので一大事です。電菱さんには10月23日に連絡して、対策を講じていただいております。対策結果に関しては、終了後にお伝え致します。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

11月の電気使用量:109kWh(昼間)、294kWh(夜間)、8,004円(料金)

2012年11月度の電気使用量・使用料は以下の通りでした。

使用量 昼間(109kWh)
夜間(294kWh)

請求予定金額            8,004円
(うち消費税等相当額) 381円
基本料金:              1,260.00円
電|昼間料金             2,990.00円
気|夜間料金             3,545.64円
量|燃料費調整               96.72円
再エネ発電賦課金等   112円

昼間使用量が先月の78kWhから 109kWhに跳ね上がった理由は、昼間時間帯(8:00~22:00)に電気炬燵を使用し始め、また、夜間使用量は、先月の258kWhから 294kWhに増加した原因は、夜間時間帯(22:00~8:00)に暖房用にエアコンを使用し始めたことと推測します。参考までに、蓄電システムを使用する以前の平成22年11月度の使用電気量は493kWh、電気料金11,492円でした。

 

 

 

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

2012年11月度の電気料金

11月分(10月26日から11月26日まで)の電気使用量(電気使用料金)は、昼間109kWh(2,990円),夜間294kWh(3,545円)、それに基本料金1,260円、燃料費調整96円、再エネ発電賦課金等112円の、合計電気使用量403kWh(8,004円)でした。これは昨年同月と使用量(407kWh)ではほぼ同じですが、本年9月からの電気料金の値上げにより、料金は約1,346円強の増加です。

昼間 109kWh    ( 昨年同期   92kWh)
夜間 294kWh      (  ”  315kWh)
総計 403kWh      (        ”        407kWh)

基本料金                       1,260円00銭  (1,260円00銭) (平成22年同期1,365円00銭)
電|昼間料金              2,990円40銭 (2,278円48銭) (        2,144円40銭)
力|夜間料金               3,545円64銭  (2,986円20銭) (                             4,114円80銭)
量|燃料費調整                 96円72銭 (    122円10銭) (                               -788円80銭)
再エネ発電賦課金等       112円          (  N.A )              (                                   N.A.)
太陽光促進付加金           N.A.                     (     12円)  (                                      0円 )
請求金額総計                8,004円          (6,658円)        (                             11,492円)

参考までに、本蓄電システムを使用しておらず、また、電気料金値上げ前の平成22年同月の電気使用量と料金は、従量電灯B契約で、493kWh(11,492円)でしたので、それと比較してもなおかつ約3,400円強の節約です。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

平成24年12月度の電気使用量

昼間 118kWh    ( 昨年同期   98kWh)
夜間 328kWh      (  ”  336kWh)
総計 446kWh      (        ”        434kWh)

基本料金                       1,260円00銭  (1,260円00銭)
電|昼間料金               3,292円00銭 (2,462円92銭)
力|夜間料金               3,955円68銭  (3,185円28銭)
量|燃料費調整                 49円06銭 (    138円88銭)
再エネ発電賦課金等       124円          (      13円 )
請求金額総計                8,681円          (7,060円)

と言う結果になり、昨年同期より使用量共に増加しましたが、使用量増加の主な原因は、暮れの大掃除の目的でケルヒャーの高圧洗浄機を購入し、家屋の外壁、窓ガラス、網戸等の洗浄に昼間使用し、これが1,200Wという大電力消費量であるため、昼間の電力消費の主な原因に貢献したものと思われます。しかし、建築後20年の我が家の外壁も緑色のコケなどが除去され、また、手の届かない高所の網戸なども見違えるようにきれいになり、それだけの価値はあったものと納得しております。

”本蓄電システム・おトクなナイト10”導入以前、かつ、電気料金値上げ以前の、平成22年同期の使用量は459kWh、料金は10,675円だったので、これと比較すると、なおかつ電気料金の節約効果はあったと判断されます。

 

 

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

DC-ACインバータ AC100V入力用タイマーを交換

REVEX社機種ET55D(最大定格入力電力1500W)”節電エコタイマー”というプログラマブルなタイマーをバッテリー充電器PANcharge1K用に使用しておりましたが、これまでのところ全く誤動作もなく働いてくれておりますので、高価ながら、思い切ってDC-ACインバータのモード切換用のタイマーとして12月13日から採用し始めました。

これで両タイマーとも、REVEX社 機種ET55Dに統一できました。このタイマーは20プログラム・タイマー機能だけではなく、表面パネル上の緑のECOボタンを押すと、消費電力、通電時間、CO2排出量、電気料金、タイマー通電時間内の積算電力(kWh)を順次表示して呉れ、非常に便利です。この消費電力表示機能により、午後10時にインバータ・モードからバイパスモードに切り替えた直後の消費電力は190W-250W近辺を変動していることが分かり、昼間14時間帯の消費電力量は約3kWh程度であることが推測できました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

25年1月分の電気使用量

25年1月分の電気料金・使用量(おトクなナイト10)は以下の通りです。
昼間    144kWh
夜間 429kWh
総計 573kWh

電気料金 ¥10,657円(うち消費税 507円)
基本料金                     1,260円00銭
電|昼間料金             4,166円40銭
力|夜間料金             5,173円74銭
量|燃料費調整           -103円14銭
再エネ発電賦課金         160円
昼間の消費電力源は主に、電気炬燵、電子レンジ、電気炊飯器です。暖房は主に、電気炬燵とガスファンヒータですが、ガスファンヒータは昼間(8:00 am – 10:00 pm)は蓄電システムで動かしており昼間の商用電力は使用しておりません。

参考までに蓄電システム使用以前23年1月の電気使用量(従量電灯B)と比較すると
電気使用量  681kWh
電気料金    15,551円(うち消費税:740円)
なので、おトクなナイト10蓄電システムの使用により、電気料金値上げ前の当時の電気使用量(kWh)電気料金よりも、さらに安く上がることが出来ました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

25年2月の電気使用量

25年2月分の電気料金・使用量(おトクなナイト10)は以下の通りです。
昼間    157kWh
夜間 449kWh
総計 606kWh

電気料金 ¥11,192円(うち消費税 532円)
基本料金                     1,260円00銭
電|昼間料金             4,603円20銭
力|夜間料金             5,414円94銭
量|燃料費調整           -254円52銭
再エネ発電賦課金         169円
今年の冬は例年よりも寒く、昼間の電気炬燵が主な電力使用減と思われます。それに、1月に購入した、新しい電子レンジにより昼間でもいろいろな料理を楽しむようになりましたので、それによる消費も無視できないようです。これまでに使用していた電子レンジは家の新築時に購入したもので、

参考までに蓄電システム使用以前の23年2月の電気使用量(従量電灯B)と比較すると
電気使用量  564kWh
電気料金    12,900円(うち消費税:614円)
なので、おトクなナイト10蓄電システムにより、電気料金値上げ前の当時の電気使用量(kWh)電気料金よりも、さらに安く上ゲルことが出来ました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

充電器PANcharge1KのFANから雑音発生-Part 2

2012年10月30日付け同タイトルの投稿記事のFollow-upですが、雑音を出すFANを、充電器のメーカである電菱にて交換してもらい、使用を始めたところ、もうその後数週間で、”カラカラ”という雑音がFANから出始めました。その後、本年2013年の3月半ばまで様子を見ていたのですが、一向に改善の兆しが見えず、再々度、電菱にてFANの交換をお願いするために、電菱に送りました。その間は、同社より送ってもらった代替機のPANcharge1Kを使用することになりました。電菱に修理に送る前に、自動車スタータ用の通常の12Vのバッテリーを充電して見たのですが、この時は全く雑音は発生せず、雑音はEB160を2個使用した大容量のバッテリーシステムを充電する時のように、大電流が流れてある程度、FANの回転数が上がったときに雑音が発生するようです。

代替品を使用し始めましたが、今度は全く異質の大雑音が発生し、ちょっと、慌ててしまいました。電菱の方に連絡したところ、代替機を拙宅に出荷する前にテストしたが、異常な雑音は認識できなかった、と言うことでしたので、やはり、この製品のFANは、回転数に関連した問題である可能性が高いようです。こうも立て続けにFANが雑音を立てると言うことは、残念ながらFANが欠陥を持っているとしか考えようがありません。

しかし、充電器としての機能はしっかりしていて、2年間異常な振る舞いはなかったので、とても残念です。本充電器の対応バッテリー電圧が、12V、24V、36Vおよび48Vと幅広く対応しているので、いろいろなバッテリーの組み合わせケースに使用でき、拙宅での蓄電システムで、バッテリー2個直列を固定接続で充電することが必要であり、本充電器に代われるものは他に見つかりません。電菱には、今回の問題の解析を通じてぜひ、FANの改善をして戴きたいものです。FANの調子がおかしくなったり、壊れたりすると、内部部品の温度が上昇し、部品の寿命が短くなったり、破壊されたりするので、FANは一番大切な部品の一つです。

カテゴリー: 節電 | 2件のコメント

25年3月分電気使用量、大震災前より約4,000円安

25年3月分の電気料金・使用量(おトクなナイト10)は以下の通りです。
昼間    112kWh
夜間 293kWh
総計 405kWh

電気料金 ¥7,843円(うち消費税 373円)
基本料金                     1,260円00銭
電|昼間料金             3,091円20銭
力|夜間料金             3,533円58銭
量|燃料費調整           -153円90銭
再エネ発電賦課金         113円
昼間の消費電力源は主に、電気炬燵、電子レンジ、電気炊飯器です。暖房は主に、電気炬燵とガスファンヒータですが、ガスファンヒータは昼間(8:00 am – 10:00 pm)は蓄電システムで動かしており昼間の商用電力は使用しておりません。

参考までに蓄電システム使用以前の23年3月の電気使用量(従量電灯B)と比較すると
電気使用量  513kWh
電気料金    11,799円(うち消費税:561円)
なので、今月も、おトクなナイト10と蓄電システムの使用により、電気料金値上げ前の当時の電気使用量(kWh)電気料金よりも、約4,000円も安く上がることが出来ました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

太陽光発電パネルを微細ミストにより冷却

昨年5月に、以下のように、夏場よりも、冬場の方が、太陽光パネル(PVパネル)からの出力電圧は高くなった、という報告を行った。

左のグラフは2012年5月の天候別バッテリー電圧(公称電圧24V)の端子間の電圧の1日中の変化である。勿論、両端子には充電コントローラーを介して太陽光発電パネルからの出力が接続されている。晴れの日の正午近辺では電圧が上昇するのは当然であるが、冬場での同電圧(約28-29V)と比較すると1V-2V程度低い。

この常識と反するような結果の原因は、PVパネルの温度が夏場は高温になり、パネル内の電気抵抗が増加するため、発電した電力がパネル内部で消費されてしまうからであろう、という報告を行ったが、これを実証するために、PVパネルの上端に”ガーデンクーラ”という商品名のミスト発声装置を取り付けて、太陽光が当たっているときは、PVパネルの温度を下げるようにしてみました。

3月22日に取り付けましたが、現在、まだ数値的に実証できるデータは取っておりませんが、これにより、太陽光が当たっている時でもPVパネルの表面温度はかなり下がっているようで、冷却なしの時に比べて出力電圧も数V上がっているようです。これで気になるのは、水道料金の増加ですが、ミストを出すためには、水道栓をほんのちょっと(数度)回すだけなので、あまり気にするほどではないようです。このガーデンクーラはタカギ製で、ネットで税込み・送料共2,540円でした。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

太陽光パネルの表面温度を下げたら・・・

先日、ガーデンクーラと呼ばれる、水道水を使用してミスト(噴霧)を太陽光発電(PV)パネルの表面温度を下げる装置を取り付け、4月13日午前中、雲一つ無い晴天時に、ミストによる表面温度を下げる前と30分程度後とでPVぱねるからの出力電圧の差を測定してみたところ、Before で33.7V、 Afterで34.6Vと、0.9Vの差が出ました。表面温度を正確に測定できる赤外線温度計を持ち合わせていないために、残念ながらこの時の温度差を測定することはできませんでしたが、パネルの表面に手で触れてみて、かなり暖かいという感じから冷たいという感じに変わります。やはり、PVパネルの表面温度を下げることで、パネル内部での自己電力消費を減らせることで、発電効率は非常に改善されるようです。このPVパネルの公称最大出力動作電流は4.99Aですので、電圧が1V上昇すると、出力電力は約5W増えることになります。今後、太陽光強度の大きくなる真夏にかけての効果が楽しみです。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

充電器PANcharge1KのFANから雑音発生-Part 3

4月18日、製造元の電菱社から、雑音を発するFANの交換を終了した充電器PANcharge1Kが送り返されてきました。一度は、問題の雑音の再現不可能と言うことで、交換されずに送り返されてきたのですが、やはり、我が家での環境では再現され、証拠のビデオ動画とともに再度電菱社に交換修理のため送付したところ、今度は、電菱社にて再現され、やっと交換された、という次第です。早速その夜から代替機を取り去って本器をバッテリーに接続し、充電を始めてみたところ、さすがに修理前の”カラカラ”という性質の雑音は消えているようでした。電菱社によると、取り外されたFANは再現テストでは雑音を再現することが出来ず、原因の特定は出来てないそうです。なので、交換された新しいFANも雑音問題を潜在的に持っている可能性は否定できませんが、この製品に代わる適した製品は見当たらないので、使用するほかはありません。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

Enegoonを見積もり、取り付け費用が高い!

さかのぼって2月に、東芝ライティング社の大容量6.6kWhというリチウムイオンバッテリーを備えた家庭用の蓄電システム ”Enegoon”
(http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_09/pr_j1001.htm)の取付を企画し、見積もりを依頼しました。現在の蓄電システムに加え、消費税が5%であるうちにリチウム電池使用のさらに大型蓄電システムの設置によって、昼間の電力需要を全部蓄電装置で賄うという計画実行です。本体価格は予期していた通りの価格(¥1,800,000)だったのですが、敷地の北側の一角にコンクリート土台の基礎工事、家の壁くりぬき、搬入費等が予想外に効果で、消費税込合計額¥2,360,400 (消費税¥112,400)にもなり、設置を見送ることにしました。国からの補助金予定¥600,000、早期割引¥200,000を差し引いても、合計額¥1,560,400は高すぎで、Payoffするのに、15年~20年もかかってしまいます。Payoffが目的ではないのですが、やはり、高すぎと思います。家屋の外壁にエアコンの室内機と室外機をつなぐホースの孔と同じようなを開けるのに¥35,000、搬入費¥50,000とはちょっと高すぎです。なので、あと数年は現在稼働中の自家製蓄電システムで行き、現在使用中の鉛バッテリーが寿命を迎えたら、補水不要なタイプの密閉型バッテリー、例えば米国ライフライン社の製品など、に置き換えようかと思っております。

しかし、そのうち、いろいろ各社からリチウム電池を使用した蓄電システムが発売され、価格や取り付け費用が安くなったら市販の蓄電装置を考えるかも知れません。なので、あと数年は現在使用中の新神戸のロングサイクルバッテリーが使えそうなので、それまでは現在稼働中の自家製蓄電システムで行き、 その後は補水不要タイプの密閉型バッテリーである、米国ライフライン社の製品に置き換えようかと思っております。一方、いろいろ各社からリチウム電池を使用した大型蓄電システムが発売され、価格や取り付け費用が安くなったら、再慮しようと思います。

カテゴリー: 節電 | 3件のコメント

バッテリー充電器PANcharge1Kは順調に稼働

今年の4月に雑音問題で電菱社に修理して戴いたPANcharge1Kは今のところ雑音問題は再発しておらず、順調に稼働しております。充電器は夜10時から朝8時まで使用するので、ちょっとした雑音でも気になり、就寝中その音で目が覚めることもありました。
なお、今月で2年3ヵ月使用のバッテリーは2個とも順調で、おトクなナイト10の昼間時間帯(朝8時~夜10時)は、冷蔵庫(500リッターPanasonic)や40インチ液晶TV(SONY BRAVIA)、BDレコーダー、Notebook PC等を動かしております。但し、2週間に一度程度の頻度で、蒸留水にて補水してやる必要があり、ちょっと煩わしくなってきました。あと何年くらい稼働して呉れるのか解りませんが、次回はメンテナンス・フリーの物に交換したいと思っておりますが、この大容量(200Ah:20時間率)でメンタナンスフリ-の物は米国のLIFELINE社の物しかないようですが、日本では入手困難で、しかも、高価なようで、現在その他物色中です。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

充電器PANcharge1K冷却FANから雑音発生-PART 4

2013年4月に電菱にFANの交換修理して貰ったのですが、また2013年9月半ばごろから、”充電開始後数分で”ガーッ”という種類のうるさい雑音を出し始めました。雑音は約2分間続いて、その後は通常レベルに戻るのですが、現在まで様子を見ていたところ、一向に改善の兆しが見えず、再々再々度、電菱にてFANの交換修理をお願いするために、電菱に送る事になりました。その間は、同社より送ってもらった代替機のPANcharge1Kを使用することになります。前回の雑音発生時同様、自動車スタータ用の通常の12Vのバッテリーを充電して見たのですが、この時は全く雑音は発生せず、雑音は大型のEB160を2個直列使用した大容量バッテリーシステムを充電する時のように、大電流が流れてある程度FANの回転数が上がったときに雑音が発生するようです。電菱社にFANの雑音発生の解析により再発防止をお願いしているのですが、同社で問題再現はされているにも拘わらず同様故障件数が少ないとのことで、解析出来ないそうです。こうなると、本充電器のFANは消耗品のようです。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

PANcharge1K修理・メンテナンス

FANから大きな雑音を発生し始めたバッテリー充電器 PANcharge1Kの修理とメンテナンス(¥5,000)を終えて、電菱社からバッテリー充電器が送られて来ました。メンテナンスは、内部配線やコネクタに劣化が出始めているため,劣化部分の配線や,コネクタ類を交換する内容 のようです。FANから発生していた雑音は消えておりました。11月になって以降は、気温が著しく低下したおかげで、太陽光発電パネルの表面温度も熱くならないことと、空気が澄んで太陽光が損失少なくパネルに届くようになったせいか、発電量が増えたようで、バッテリーが満充電されてフロート充電状態になる日々が続いております。これは夏場には見られなかった現象です。このお陰で昼間でも、TVをAVアンプ(SONY TA -DA3200ES)に接続して、5.1チャネルHi-Fi環境で2~3時間楽しむことが出来るようになりました。AVアンプの最大電力消費量は480Wとなっておりますが、通常の音量で聴く分には、これ程の電力を消費してはおらず、数十W程度でしょう。朝8時から夜10時までバッテリーは十分持っております。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

太陽熱温水器とガス給湯器を撤去、エコキュートに

新築時に屋上に設置し、その後約22年間頑張ってお湯を沸かしてくれた、京セラの太陽熱温水器が部品の劣化などで効率が悪くなってきた事と、近年の台風の猛烈化で屋上の集熱パネルが心配になってきた事で、消費税率が8%になる前に、エコキュートに交換することにした。ついでに、ガス給湯器も9年目になるので、一緒に撤去することにっした。3社見積もりした結果、一番安価だったK’sデンキにお願いすることにした。メーカーはパナソニック。一番高かったディーラーと安かったディーラーとでは旧設備の撤去費などを入れて、10万円以上の差が出た。見積もりはするものだ。エコキュートの導入は、蓄電システムの観点から考察すると、電力料金課金システムは、東電では”電化上手”というシステムになり、夜間電力は23時~翌日の7時が11.82円/kWh、7時~10時が25.20円/kWh、10時~17時が30.77円/kWh、17時~23時が25.20円/kWhとなり、深夜電力時間帯が8時間になるので、蓄電装置の充電時間帯を22時~8時から、23時~9時に変更しなければならない。終段の2時間(7時~9時)は電気料金が25.20円/kWhの時間帯にかかるが、最後の2時間は充電にあまり電力を喰ってないようだし、それに、この時間帯は、太陽光発電からの電力供給も期待でき、充電に要する電気料金にはあまり影響は無いものと推測する。各時間帯でのkWh当りの電力料金が下がるので、全体の電力料金は下がることを期待しているが、まだ、東電による工事(1月22日に”電化上手”用のメーターに交換予定)が遅れているので、どのようになるのか解らない。今後の報告が楽しみである。左の写真は、上段が撤去された京セラの太陽熱温水器、下段が新設のパナソニックのエコキュート。ガス給湯器も撤去され、パイプ類も少なくなり、すっきり。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

ステレオ装置を使用機器類に追加

昨年暮れに、昔買い貯めて押入れにしまいっ放しだった、LPレコードをCDに落として処分しようと、レコード・プレーヤーを購入しました。DENONのカートリッジが交換可能な最下位レベルの商品(DP-300F)で、カートリッジはおまけの様なものでしたが、意外に音に力があり、レコードの音質の良さを再認識しました。買値は2万円。ステレオ装置は既存のテレビやBDレコーダーの再生に使用していたAV装置で、スピーカーは10年くらい前にアリゾナ州滞在時に購入した、USモデルで5.1チャネル用のタワータイプのBOSE 501-V等、アンプはSONYのAVアンプのDA3200ES、そのPHONO端子に初めて入力を接続しました。昔はオトキチでレコードの音を出来るだけ高音質で聴くようお金と時間を費やしたのですが、転勤で新居の購入をきっかけに大型装置を売り払い。プッツリと辞めていたのです。久しぶりに聴く懐かしいレコードからの音にすっかり目が覚めてしまい、ならばと、カートリッジを昔から使用していた、DENONの最高級のDL-103Rに交換し、CDへのコピーは中止してレコードはアナログのまま聴くことにしました。しかし、AVアンプも定格消費電力480W、定常でも100W近く消費しているようなので、太陽光発電(PV)パネルからの電力を使用して、天気の良い日の昼間だけ聴くようにしております。最近は、気温が低く、PVパネルの温度も上がらず、晴天の昼間は、既存の負荷やバッテリー充電だけでは電力が余ってしまい、丁度都合がいい訳です。自家製大容量蓄電装置をエネルギー源にして良い音を楽しむ、至福のひと時です。昭和44年ごろの購入、先日亡くなった大指揮者クラウディオ・アバドが若き日に指揮するベートーベンの第7交響曲のレコードが一番の気に入りです。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

太陽熱温水器撤去後電気代の大幅増加

2014年1月初めに22年間頑張って働いてくれた太陽熱温水器を撤去して、370litterのECO-CUTEを設置した。一般の家庭ならば、ECO-CUTE設置によって電力会社から「電化上手」という深夜電力割引料金契約の恩恵にあづかれて電気代は大幅に減ってECO-CUTEの代金をPayoff出来るところなのだが、我が家はすでに”おトクなナイト10”で契約していて夜10時から朝8時まで電気料金を割引いてもらっているので、今回の太陽熱温水器撤去とECO-CUTE設置で電気料金がどのようになるのか、非常に気がかりな半面、興味があったが、1月の東電からの「電気ご使用量のお知らせ」をみて愕然とした。¥16,543と、2011年5月に蓄電システムを設置して以来最高料金だ。正月は、毎年別れて暮らしている家族や親戚が集まっておせち料理を食べて酒を酌み交わしたりするので、暖房費が増えるので電気料金やガス料金が高くなるのは知っていたが、昨年の1月の電気料金¥10,657と比べると、約¥6,000も高い。今年の冬は、特に寒かったこともあるのだろうが、やはり、ECO-CUTEが増えたことが一番の原因と思われる。それにしても、太陽熱温水器の有難さが、身にしみてわかった。また、ガス料金も、¥10,964と、昨年同期の¥9,633と比べて、¥1,000高くなっている。ガス料金は、主にガスストーブの使用によるものなので、ガスストーブを使用しなくなってから比較しなければ影響ははっきりしないと思われる。「電化上手」は電料金割引時間が夜11時から朝7時までなので、それまでの「おトクなナイト10」の方が割安なのも電気料金増加の原因とも思え荒れるので、もう少し様子を見て、元の「おトクなナイト10」に切り換えることを考慮しよう。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

エコキュート設置(2014/Jan)以降の電気料金

太陽熱温水器を撤去しECO-CUTEを設置相手からの月々の電気料金は、やはり上がったようですが、燃料費大幅上昇により電気料金単価が上がっていることと、今冬の大雪による暖房費の上昇などで、それ以前との比較による蓄電装置の節電効果はわからなくなりました。確実なことは、約3年経過した今も蓄電システムのバッテリーがまだ健在で、電気料金単価が一番高価な昼間の時間帯(9 am-11pm)は、冷蔵庫やTVなどの使用電力100%を蓄電システムで賄っているので、蓄電システムだけで約¥2,000程度、電化上手による割引電力によってさらに¥3,000程度、月々合計約¥5,000程度の節約はしていると推測されます。この4月末で、蓄電システムを導入してからちょうど3年が経過することになりますが、今のところバッテリーおよびそれ以外のコンポーネントは順調に稼働中です。
2013年
11月  ¥  9,174
12月  ¥13,245
2014 年 太陽熱温水器撤去, ECO-CUTE導入
1月  ¥16,543  (835kWh)
2月  ¥14,604 (768kWh)
3月  ¥12,294 (620kWh)
4月  ¥10,726 (521kWh)
2011年3月11日の東日本大震災以前の、蓄電システムを導入する前の1年間の電気使用料金の平均は、約¥12,400/月でしたので、震災後の電気料金大幅値上げ後で、しかも、太陽熱温水器を撤去ECO-CUTEを設置した、現在でもそれよりも何とか安く保って行けているようです。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

5月の電気料金・ガス料金

電気料金(消費電力kWh) ガス料金 合計
2013年
1月 ¥10,657 (573kWh) ¥12,614 ¥23,271
2月 ¥11,192 (606kWh) ¥9,633 ¥20,825
3月 ¥ 7,843 (405kWh) ¥8,031 ¥15,874
4月 ¥ 8,192 (415kWh) ¥4,381 ¥12,573
5月 ¥ 8,649 (429kWh) ¥3,442 ¥12,091
6月 ¥ 7,219 (358kWh) ¥1,868 ¥ 9,087
7月 ¥ 8,640 (426kWh) ¥1,554 ¥10,194
8月 ¥11,594 (554kWh) ¥1,393 ¥12,987
9月 ¥ 8,740 (417kWh) ¥1,398 ¥10,138
10月 ¥ 8,293 (389kWh) ¥1,736 ¥10,029
11月 ¥ 9,174 (426kWh) ¥3,063 ¥12,237
12月 ¥13,245 (592kWh) ¥2,206 ¥15,451
2014 年 太陽熱温水器撤去, ECO-CUTE導入 前年同月比
1月 ¥16,543 (835kWh) ¥8,784 ¥25,237 (+¥1,966)
2月 ¥14,604 (768kWh) ¥10,964 ¥25,568 (+¥4,743)
3月 ¥12,294 (620kWh) ¥12,016 ¥24,310 (+¥8,436)
4月 ¥10,726 (521kWh) ¥5,517 ¥16,243 (+¥3,670)
5月 ¥11,121 (517kWh) ¥2,631 ¥13,752 (+¥1,661)

太陽熱温水器を使用していた2013年と、太陽熱温水器を撤去してエコキュートを設置した2014年とで、光熱費(電気料金+ガス料金)において比較すると、やはり2014年は光熱費が毎月¥1,661~¥8,436も増加していて、太陽熱温水器がいかに光熱費全体の費用削減に貢献していたかがわかる。毎年1月~3月はガスストーブを使用するので、その間の光熱費は、その冬の寒さに大きく影響されるので、太陽熱温水器を撤去してエコキュートを設置したことによる差は直接反映されないと思われるので、4月以降の光熱費の前年度比較を追跡してみたい。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

PANcharge1Kのバッテリー・プラグを銅製大型に交換

以前から、充電の吸収段階で、バッテリーのターミナルに接続する充電コード・クリップが非常に熱くなり、手で触れられない程になっていた。特に真夏時は、触れるとやけどする程(70℃くらいと推定)だった。簡易電力計によるとその時の100V電源側での消費電力は900W~1,050W程度で、電流は約10A流れていることになるが、このときバッテリー充電ターミナル側では低圧(DC 24V)なので、充電器内部のロスを無視すれば、電流は約4倍、すなわち40Aくらい流れていたことになる。実際には内部ロスがあるので、ロスを約80%と仮定すると、32Aも流れていることになる。継続時間は充電開始20分後から約4時間くらい。オリジナルのクリップは鉄製で、直流抵抗値は大きく、この部分でのジュール熱による電力消費量は相当なものだったと思われる。簡易テスターではあるが、直流抵抗値を測定してみると、両極プラグを直列に互いに噛み合わせた状態で、約0.1Ωであった。なので、この部分での消費電力(= I*2 x R )は、32 x 32 x 0.1 =102.4W で、約100W, 4時間では実に0.4kWhも熱として無駄に電力を消費していたことになる
そこで、思い切って、製品付属のオリジナル鉄製クリップを両極とも、大型の銅製のクリップに交換してみた。材質的には、銅の電気抵抗率は鉄のそれの約1/6であるし、しかも形も大型なので熱の発散効果も大きい。効果は抜群で、充電消費電力が1,000W前後の時も両クリップの温度は触ってもわずかに温かい程度(30℃くらい)にまで下がった。交換以前は、AC 100V電源プラグ部分でのタイマーや電源プラグ、電源コードの発熱量も、劇的に下がり、今回の交換による直接間接的な効果は大きいと思われる。温度が下がると、寿命による故障率も下がり、1石2鳥である。赤外線温度計を所有しないので正確な温度測定ができず、正確で説得性のある温度表示をできないのが残念ではある。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

6月分電気料金は、8,777円、今年初めて10,000円を割る

6月分(5月28日~6月25日)のTEPCOからの電気料金の請求額は、先月の11,121円から2,344円下がり、8,777円となりました。今年1月の初めにECO-CUTEを取り付けて以来、初めて10,000円を切りました。
6月度            5月度
基本料金                        1,296.00円                              1,296.00円
昼間料金                           885.92円   (  28kWh)  1,170.68円 ( 37kWh)
朝晩料金                        1,969.92円  (  76kWh)          2,462.40円  (  95kWh)
夜間料金                        3,514.24円  (289kWh)         4,681.60円   (385kWh)
燃料費調整                    1,100.40円  (393kWh)         1,401.07円   (517kWh)
再エネ発電賦課金等       313.00円                                412.00円
通電制御型割引             -302.40円                               -302.40円
電気料金削減の要因として考えられることは、特にこれと言ってはありませんが、すべての料金帯で安くなっていますが、特に夜間料金帯で1,167円(96kWh)の削減が大きがったです。これは、気温の上昇でECO-CUTEの効率が良くなったことと、クリップを大型銅製のものに切り替えたことによるバッテリー充電の効率を良くしたことに起因すると考えられます。クリップ部分での温度上昇がかなり抑えられ、今まで無駄な熱を発生・発散したことで、相当な損失だったことと思われます。
1.

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

充電器のバッテリー接続プラグの改善

バッテリー充電器 PANCharge1Kのバッテリ接続用の付属プラグを、大型の銅製のものに交換して、その部分に発生する熱を劇的に低下させたことは前々回の投稿で報告したが、今回は、その交換した銅製大型クリップ自体の直流抵抗をさらに下げるように、プラグのコード接続部分とバッテリー端子に接触する部分との間を、別の太い銅撚線で繋いだ。接続にははんだ付けを用いた。これにより、プラグ自体の直流抵抗がさらに減少し、そこから発生する熱もさらに低下し、結果的に、触っても殆ど温かく感じない程度になった。これによる電力消費量の改善は微々たるもので、60Wの半田鏝を用いたはんだ付けに要した消費電力を取り戻すのにだいぶ時間がかかるかもしれないが、長い目で見ると確実にPAY OFFできる。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

インバーターとバッテリー間のケーブルを保護FUSE付60SQに変更

購入時、店の勧めで、インバーター入力側とバッテリーの間にブレーカーを入れておりましたが、メーカーの電菱からの指示では、この箇所にはブレーカーやリレーなどを入れないようにとのことです。理由は、インバーターの入力にサージ電流が流れて壊れる恐れがある、ということです。直流大電流が流れるブレーカーは接点が融着しやすいので、その観点からもブレーカーは使用しない方が無難です。なので、インターネットで適合するケーブルを調べていたところ、大阪の楽天加盟店の”ワンゲイン”( http://item.rakuten.co.jp/onegain/sk3000-124-anl-f-60/ )という会社で適合するケーブルを通信販売していることがわかり、200A 中間FUSE付の3kW容量の60SQ赤黒ペアー・ケーブルを取り寄せました。電菱姉妹機のSK3000-124用です。太い割にはしなやかで、取り付けはあまり困難ではありません。下の写真で、鉛筆と大きさを比較すると、いかにケーブルが太いかわかります。丸型圧着端子も装着済みで、すぐに取り付け可能でした。インバーターに取り付けた状態の写真も添付いたします。インバーター入力端子への取り付けは、出来るだけ直流抵抗を減らすため、丸型端子は入力端子に直接接触するようにし、ワッシャー類はその間には入れないようにし、丸型端子の外側にワッシャー、ボルトという順序で締め付けをします。
これまでは、22SQのケーブルでしたので、異様に太い感じがしますが、信頼性が増したように感じます。なお、前にも書きましたが、バッテリー端子がショートした際に、バッテリーを保護する目的のFUSEはやはり200Aで、二つのバッテリー間を直列に接続する状態で挿入しております。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

猛暑時の昼間、エアコンを動かす

地球温暖化のせいで、夏は増々暑くなっているようです。それに伴って熱中症にかかって病院に運び込まれる人も老若男女を問わず続出です。その中には、電気代を節約してか、折角のエアコンを使用せず、熱中症にかかる人もいるようです。確かに電気代は高くなってしまいました。そこで、我が家は現在契約している電気料金メニュー〝電化上手”を利用して、電気料金が最大となる10時から17時までの間は、寝室の100V仕様のエアコンを本蓄電システムで稼働し、主にここで過ごすことにしました。シャープ製のAY-C22SD(2.2kW)というモデル名で6畳程度の部屋用です。簡易電力計で消費電力を測定してみると、運転開始時は450Wくらいですが、設定温度(27℃)になると120W位に下がり、10時から17時までの7時間連続して運転しても, 総電力消費量は1kWh程度なので、他に冷蔵庫などを動かしても計算上は23時の充電開始時間までは、バッテリーの容量は持つようです。しかし、過去3年間一日も休まず稼働してきたバッテリーですので、ちょっと心配でしたが、昼間は2枚の太陽光発電パネル(総出力360w)で充電しているので、実際は平気で動いてくれています。ただ、エアコンまでの延長ケーブルが美観を損ねるので、その辺を気にされる方にはおすすめできません。しかし、何しろ、7月1日から9月30日までの電気料金は、左図のTEPCOホームページからコピーした表が示すように昼間の電気代は¥38.63(+燃料調整¥2.60)ですので、そのようなことは構っておられません。それに、ピークシフトにも貢献しているわけですし・・・。深夜貯めた安い電気を利用して、熱地獄の昼間涼を取るのは気分が良いものです。夏場は人間も補水しなくてはなりませんが、このタイプの鉛バッテリーも補水が結構大変ではあります。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

科学技術振興機構のScience Potalに本投稿が復活

 

独立行政法人科学技術振興機構(JST)の最新の科学技術情報を提供するインターネットサイトである”Science Portal”のRenewalに伴い他の諸氏の投稿記事とともに削除されておりました2011年6月9日、2012年6月11日掲載の2つの拙稿記事が、9月下旬の”Science Portal”のRenewalの完了に伴い復活掲載されました。2つの投稿記事のURLは、Part 1 が( http://scienceportal.jst.go.jp/reports/other/20110607_01.html )、 Part2が( http://scienceportal.jst.go.jp/reports/other/20120608_01.html )です。 しかし、これらの記事が掲載された時期と現在とでは、電気料金の大幅値上げ、拙宅と東電との電力料金契約種別の変更(おトクなないと10⇒電化上手)、太陽熱温水器の撤去(22年使用による寿命)とECO-CUTEの設置、等々、蓄電装置の使用条件が大きく異なるため、現状を的確に表すものではなく、電気料金の節約額、消費電力量の節約量などは大きく異なります。言い換えれば、電気料金および電気消費を節約している事は確かですが、比較対象する基準がなくなってしまったので、それらの定量的な節約額や量を算出することが出来なくなりました。 現在の焦点は、使用バッテリー(新神戸電機製ディープサイクル鉛蓄電池 EB160)の寿命の寿命測定です。製造メーカーの新神戸電機の公式寿命充電・放電サイクル回数は、放電深度50%の条件で650回ということですが、実際には可動年数3年6か月(約1280日)毎日休むことなく、合計約1280回の充電・放電サイクルを無事に繰り返しております。詳しくは、夜間8時間(23:00-7:00)の充電・昼間16時間( 7:00 – 23:00 )の放電(放電深度約65%)サイクルと、昼間の360WのPV-Panelによる補助充電です。 なお、本装置に採用のバッテリー延命装置であるナノパルサーhttp://www.nanotec-systems.jp/msnanopulser.html )はすでにメーカーによる製造中止になっておりますので、入手可能状況は販売店の在庫限りになっている模様です。 バッテリーの交換を考慮して、新神戸電機に、同種バッテリーの新製品情報などを尋ねたところ、”弊社では大型ディープサイクルバッテリーはございません、また、ナノパルサーに対する知見もなく、取り付けの推奨もしておりません”、ということでした。このことから、大型バッテリーの製造は合併相手の日立化成に移行したものと思われます。 ネット通販では、EB160は税込みで2個セット¥77,542という価格のものがありました。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

鉛バッテリーが寿命

バッテリーが4年目を直前にして寿命を迎えました。寿命の症状としては、本年2月半ば頃から、充電するのに放電可能電力の8倍も電力を消費するようになり、夜間電力使用量はました。夜間(23時-7時)の電気料金単価が昼間時間(7時-23時)の約1/3とはいえ、これではとても採算が取れません。また、8時間の充電で100%の充電が出来なくなり、7時からの充電停止・放電開始後、19時頃になるとrecommend02_il02インバーターの入力電圧低下(21V)警告赤ランプが点灯し、東電からの商用電力に手動で切り替えざるを得なくなり(この時は自動では商用には切り替わらず、放置すると100Vの出力が停止してしまう)、日がたつにつれ、日に日に警告ランプが点灯し始める時間が早まってきました。勿論、昼間の時間に太陽光がPV-Panelに当たっていて、そちらからの充電がなされると警告ランプ点灯の時間は遅くなります。なので、約4年間続いた夜間の充電を行うことは止め、天気が良ければ昼間の太陽光による電力のみの充電にし、警告ランプが点灯するまで、それによる蓄積電力が続く限りの放電を行い、その後手動で商用電力に切り替えることにしました。それに伴い、4月度から、昨年1月にエコキュート設置以来契約していた”電化上手”(夜間料金時間が23時-7時)という契約種別から、それ以前まで契約していた”オトクなナイト10”に切り替えました(東電HPからコピーした上図参照)。電化上手に切り替えて以来、一日24時間のうち充電時間は夜の8時間、放電時間は残りの16時間という、バッテリーにとって過酷な労働条件になっていたわけで、これがバッテリーの寿命を縮めた要因になったようです。昨年1月に電化上手に切り替えた理由は、エコキュートを設置した業者が、エコキュートの使用者の慣例に従って、気を利かせて、通電制御型割引の受けられる”電化上手”に切り替えてしまったからですが、後になって、”オトクなナイト10”でも通電制御型割引の恩恵が受けられることが分かったので、4月から”オトクなナイト10”に戻すことにしたわけです。無知により、高価なバッテリーの寿命を縮めてしまい、後悔しております。しばらくは、PV-Panelからの充電のみのモードで様子を見て、新しいバッテリー候補を探すことにします。

 

 

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

6年使用後バッテリーEB160は寿命、乗用車用廃棄バッテリーを新規採用

DSC_0001使用5年を過ぎた(2016年5月)あたりからバッテリーEB160が蓄電池としての機能が殆ど働かなくなり、ただ単にPVパネルとのインピーダンス・マッチングとしてしか動作しなくなった。PVパネルが発電した電力はEB160には殆ど蓄えられず、大部分はインバーターで100V ACにインバートされて接続された家電(冷蔵庫のみ)に供給されてしまう、という状態だった。曇って太陽光が当たらなくなるとすぐに、冷蔵庫への電力供給不足になり、インバーターの赤ランプ(パワー供給不足)が点灯して、ピーピーと警告音が鳴り放置しておくとインバーターは動作を停止していた。EB160は強力で信頼性も良いが、要補水なので非常に面倒に感じており、補水不要のタイプに交換を計画した。しかしそのタイプは1個約¥20万(計¥40万)もするので、実現しなかった。そこに、わが所有の乗用車ESTIMA Hybridの2月の車検の際にバッテリー(補機用。動力用ではない)Panasonic CAOS Battery S55D23L(鉛。補水不要) が寿命で交換されたのでそれを引き取り、手元にあった同じもの(以前の点検の際に交換された)と合わせて2個になったので、EB160 x 2をそれらで交換した。メーカー仕様51Ah(20時間測)はEB160の約1/4の電力容量で、しかも、車載用としては寿命と判断されたものであるが、取り付けして満充電し、すぐに蓄電装置を動作させ始め、その後再充電なしで連続4時間も冷蔵庫を動かした。今後、産業廃棄物として捨てられる運命だったこれらの使用済みBatteryを使って、どの程度使用できるのか経過観察が楽しみです。追って、同タイプのBatteryを2個追加して容量を2倍にする予定。

カテゴリー: 蓄電 | コメントをどうぞ

バッテリーを2ペアー追加して3ペアーにしました

トヨタディーラーから寿命で交換されたPanasonic CAOS Battery S55D23L(鉛。補水不要) を4個いただき、手元にあった同じもの(以前の点検の際に交換された)と合わせて6個になったので、EB160 x 2 直列ペアーを2ペアー並列追加して24V 並列3ペアーとしました(4月4日)。51Ah(20時間測)x 3は元のEB160の約1/2の電力容量です。昼間連続10時間冷蔵庫と4L電気湯沸しポットを稼働し、それに5時間程度41インチ液晶TVを稼働しておりました。4月26日にTEPCOから4月分(3月28日~4月26日)電気使用料・請求書が届き、請求額は8,166円で、前年同月の8,716円より650円安くなっておりました。前年も同じ蓄電装置は使用しておりましたが、バッテリーが寿命により容量が極端に減っていたので、この差額はバッテリー容量の差と考えられます。ピークカットの観点から昼間の電力使用量を前年同月と比べると、今月は132kWh, 前年は153kWhと、21kWhの減少となりました。昨年とは日射量や気温も違うし、同じ条件ではないので公正な比較にならないかもしれませんが参考値です。

 

カテゴリー: 節電 | 6件のコメント

2017年4月~6月間の節電データ

上記3か月間 ディジタル電力計付きタイマーにて計測した結果、
– 昼間 本蓄電装置経由でバッテリーから家電に供給した電力合計: 109.3kWh、
– それらのバッテリーの充電に要した深夜電力合計: 81.6kWh
– 差額の太陽光発電パネルからの供給: 27.7kWh
という結果になりました。
もし、蓄電装置がなければ昼間の109.3kWhはTEPCOから直接供給されていたであろう昼間電力(約¥33/kWh含む再エネ賦課金)の料金は¥3607、なので、バッテリーの充電に必要だった電力81.6kWh(約¥15/kWh含む再エネ賦課金)の料金約¥1224を差し引いて、約¥2383の電気代が節約出来たことになります。
一月の平均では約¥800弱の電気代節約という事になりますが、もともと廃棄処理されるはずだったバッテリーの有効利用で得た結果なので、直直に嬉しいです。

天候の悪い日に限界を超えて使用した時もあり、バッテリーが痛んできているようなので、あとどれくらい持ってくれるかちょっと心配ですが、今も冷蔵庫などに電力を供給してくれております。

カテゴリー: 節電 | 2件のコメント

バッテリー充電器の故障・修理

本蓄電装置のバッテリー充電器 電菱社製PANcharge1Kが7月28日夜突然エラーランプが点滅して充電しなくなりました。6年間の使用でこのような機能的な故障は初めてです。早速 29日に東京日暮里にある電菱社に連絡を取り修理受入れを戴き製品を宅急便にて送付しました。しかし、同社での受け入れ検査の結果、”正常動作・異常なし”と判断され30日に返送されてきました。我が家でも再検査したところ、摩訶不思議、全く正常に充電を開始し、故障は消えておりましたが、やはり2日後に再発し、8月7日着払便にて電菱社送り出しました。今度は同社でも故障が再現され、修理されて8月10日に送り返されました。保証期間はとっくに切れておりましたが、消費税・送料込みで¥5,400で済みました。同社の素早い修理とReasonableな修理費など良心的な態度には非常に感銘を受けました。故障原因・修理箇所などを聞いて訊いてるのですが、企業秘密らしく今のところ回答は得られておりません。今までのところ順調に稼働しております。なお、本製品はアンチモン・鉛合金電極タイプ及びカルシウム・鉛合金電極の両タイプのバッテリーに対応し非常にSturdyな仕様のようです。PANcharge1K_4

カテゴリー: 蓄電 | 2件のコメント

車のバッテリーは寿命になり、交換

昨年の4月からトヨタ自動車ディーラーから譲ってもらった使用済みバッテリー6個を直列2個(24V)を3組並列にして蓄電装置に利用しておりましたが、12月初め頃にはそれらも寿命を迎え、朝使用開始から30分くらいで赤ランプが点灯するようになったので、晴れた日中のみ2枚(180W x 2)のソーラーパネルからの電力供給を受けて稼働させておりました。しかし3月23日に新たに、他の輸入車のディーラーからより容量の大きな(80Ah)使用済み密閉型鉛バッテリー4個を譲り受けることができたので、今まで使用していたものを元のディーラーに返却処分してもらい、今回の4個を装着しました。2個直列(24V)の2組並列です。DSC_0081 直列にするケーブルの代わりに200A容量のFuseを使用しました。万一大電流が流れた際にこのFuseが切れて事故を未然に防いでくれる保護回路としての役割を持たせた二役です。これでまた我が家の蓄電装置も元気を取り戻し、400 L冷蔵庫と42″液晶TV Bravia、4L電気ポット、それに時々洗濯機などにパワーを供給し始めました。稼働時間は、朝8時~午後5時までの9時間、午後10時~午前3時までが充電開始時間です。日照時間が増えるにしたがって稼働時間を増やしていく予定でおります。今でも太陽光が降り注ぐ午前11時~午後2時頃はソーラーパネルからの電力が消費量および蓄電量を上回る状態になります。

しかし、大容量の鉛バッテリーは重たい!!DSC_0082

カテゴリー: 節電 | 7件のコメント

冷蔵庫を刷新

2010年から使用してきたPanasonic NR-F501XV(501 L)が2023年1月ごろから異音を発する(冷気循環ファンからと思われる)ようになったので、故障して不便を被る前に近所の家電量販店で新らしい製品を購入することにしました。容量500L前後の製品を物色しましたが一番薄型(63cm)で台所の狭さに適合したSHARP SJ-GK46J-Rという型番のもの(左の写真.SHARP社 HPより)を選びました。SJ-GK46J-R

2022年型だったので、赤色ガラストップの高級そうな製品でしたが購入価格は正価の半値でReasonableなものした。数日で配達・設置されて家庭内無線LANに接続すると、冷蔵庫の間に立つて”レイソウコ”と呼びかけると、朝の挨拶、今日・明日の天気予報、近所のスーパでのお買い得情報などを喋ってくれるのには驚きました。早速電源を本蓄電装置にして簡易電力計にて消費電力をを測定してみると通常46W、製氷時51Wと驚くべき省エネ消費量でした。13年前のPanasonicのものは通常約90W程度でしたので、約40L容量が少ないとはいえ、倍近くもよい省エネ数字です。運転音に関してもPanasonicのものは音がうるさく感じる時もあったのですが、本製品は製氷運転時に耳を当てなければ気が付かないほど静かです。5年も使用して寿命間近の車用バッテリー(x4)に与える影響も少なく昼間の用可能時間もPanasonic 冷蔵庫使用時には午前8時~午後4時程度だったのが午前8時~午後6時くらいにまで伸び現状では満足しております。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ

バッテリー4個を交換

2018年3月に近くのBMWディーラ様の御厚意により提供していただいた使用済みBMW車載バッテリー(80Ah)4個を使用開始して以来5年が経過して寿命を迎え、午前8時から午後4時頃には稼働出来なくなるほど弱くなったので、再度BMWディーラ様に交換という形で新たな使用済み車載バッテリー(80Ah)4個を提供していただきました。

3月20日から添付写真のように、これらの新バッテリーで運転開始した結果、昼間14時間以上もの間継続して安定に電力供給ができるようになりました。我が家でなはTEPCOと”おトクなナイト10”を電気料金契約をしているので、午後10時から翌朝8時までの10時間は夜間電気料金として昼間の第2段料金(¥31.99/kWh)の約半額(¥15.26/kWh)の電気料金です。これを利用して安い夜間電気料金の間にバッテリーを満充電して、昼間全14時間の間 冷蔵庫、電気洗濯機、電気湯沸かしポット、AirDog(空気清浄機)、コードレス電気掃除機充電、スマフォ充電、などに電力を供給できるようになり、更なるピークカットにつながりました。

20230320_161906

カテゴリー: 節電, 蓄電, 鉛バッテリーによる蓄電 | コメントをどうぞ

2023年3月の電気料金電気代先月比 -6,629円、前年同月比 -866円 

TEPCO_202303TEPCOのHP内の3月23日に報告が届いた我が家の過去1年間の電気料金推移棒グラフです。

2023年3月度(2月23日~3月22日)は先月よりも6,629円、昨年3月度よりも866円 電気料金が安くなりました。

使用電力は2月が672kWh、3月が472kWhと、200kWhも少ない結果となりました。3月度の昼間の電気消費量は第2段階どまりでした。

主な要因としてはは、①省エネ冷蔵庫への買い替え ②蓄電装置のバッテリーの交換考えられますが、②は新しいバッテリーが稼働してから2日しか経過してないので効果としては少ないので、①が主な要因と考えられます。他の要因として気温の上昇による暖房費の減少も考えられますが、我が家では暖房には都市ガスを使用していてエアコンはほとんど使用してないので、その影響はほとんどないと思われます。引き続き経過観察を行ってまいります。

カテゴリー: 節電 | コメントをどうぞ