東電、大幅電気料金値上げ申請:夜間料金30.6%アップ

東電のHPによると、2011年7月からの値上げにより、おトクなナイト10の料金体系をこのように変更する申請をしている。この表では、現行料金を6月の燃料費調達の0.55円/kWhを上乗せした後の料金だ。上乗せ前の料金と比較すると、昼間の従量制部分の値上げ率は、第1段階 ¥23.87 →¥25.50:6.8%UP、第2段階 ¥30.74 →¥34.24:11.4%UP、第3段階 ¥32.48 →¥39.38:21.2%UP、夜間時間 ¥9.48
→¥12.38:30.6%UPと、特に夜間部分の値上げ率が30.6%と超大幅である。政府は、このまま認証してしまわないよう望む。
もしこのまま先月(2012年4月)分の料金に仮に適用すると、基本料金は変わらず¥1260, 昼間96kWh=>¥80 x 25.50 + 16 x 34.24 = ¥2,587.84, 夜間 ¥274 x 12.38 =¥3,392.12 太陽光促進付加金 ¥22, 合計¥7,261.96 となり、現行の¥6,414と比べて、13.3%の値上げになりますが、蓄電システムを稼働する前の2011年4月の合計電気料金¥10,743と比較すると、まだ、安く、本システムの存在意義はあることになります。

カテゴリー: 節電   パーマリンク

東電、大幅電気料金値上げ申請:夜間料金30.6%アップ への2件のコメント

  1. hachibic より:

    夜間部分の値上げ率が30.6%と超大幅で随分と、深夜料金の値段が上がりますね。
    ブログを読んで驚きました。揚水発電でまかなえるこの時間帯は、認可しないで欲しいですね。\(*⌒0⌒)♪
    とも働き家庭を応援して欲しいですね。
    30%の発電を賄ってきた原発が止まっているからといって、深夜電力に、深夜動いていない太陽発電の高コストと、LNG発電のコストを吹っ掛けるのは、おかしいですよね。
    **********************
    平成24年7月からの値上¥7,261
    現行の¥6,414
    蓄電システムを稼働する前の2011年4月の合計電気料金¥10,743

    • 神谷 明 より:

      東電から見ると、”おトクなナイト10”は安すぎて失敗だったらしいです。その埋め合わせのため、上げ幅を大きくしたようです。早く、どこからでも電気が買えるようになって、市場競争原理が働く世界になって欲しいものです。

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