車のバッテリーは寿命になり、交換

昨年の4月からトヨタ自動車ディーラーから譲ってもらった使用済みバッテリー6個を直列2個(24V)を3組並列にして蓄電装置に利用しておりましたが、12月初め頃にはそれらも寿命を迎え、朝使用開始から30分くらいで赤ランプが点灯するようになったので、晴れた日中のみ2枚(180W x 2)のソーラーパネルからの電力供給を受けて稼働させておりました。しかし3月23日に新たに、他の輸入車のディーラーからより容量の大きな(80Ah)使用済み密閉型鉛バッテリー4個を譲り受けることができたので、今まで使用していたものを元のディーラーに返却処分してもらい、今回の4個を装着しました。2個直列(24V)の2組並列です。DSC_0081 直列にするケーブルの代わりに200A容量のFuseを使用しました。万一大電流が流れた際にこのFuseが切れて事故を未然に防いでくれる保護回路としての役割を持たせた二役です。これでまた我が家の蓄電装置も元気を取り戻し、400 L冷蔵庫と42″液晶TV Bravia、4L電気ポット、それに時々洗濯機などにパワーを供給し始めました。稼働時間は、朝8時~午後5時までの9時間、午後10時~午前3時までが充電開始時間です。日照時間が増えるにしたがって稼働時間を増やしていく予定でおります。今でも太陽光が降り注ぐ午前11時~午後2時頃はソーラーパネルからの電力が消費量および蓄電量を上回る状態になります。

しかし、大容量の鉛バッテリーは重たい!!DSC_0082

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車のバッテリーは寿命になり、交換 への7件のコメント

  1. Tsuruta より:

    お久しぶりです。

    これまた良いバッテリーが手に入りましたね。
    AGMタイプのシールド型ですね。自動車用ですが普通の開放型液式や半密閉型液式とはどう違うのか大変興味があります。
    やはり普通の液式自動車用は1年程度で寿命でしたか・・・中古なので新品から使った時と比較は出来ませんので何とも言えませんが私はPanasonic 130F51プロロードを新品購入して使用しましたが半年で容量が半分になり1年で激しいサルフェーションを起こして負極板がダメになりました。こうなるともう廃棄するしかなく添加剤やパルス充電も過去の経験からして無駄です。不思議なのは同じPanasonicの130F51、下位ランクのプロエクストラは1年使用してますが目立つ劣化がありません・・・プロロードはGSユアサのOEMでプロエクストラは自社設計のようですので電極構造の違いでしょうか・・・どのバッテリーも添加剤に関しては新品時より投入しております。
    添加剤も各メーカー製を購入しテストして一番効果が高い物を大量にストックしました。

    関谷のユーロパワー130F51とバッテリーストア.comのフルパワー210H52は1年と2年それぞれ使用しておりますがまだ目立つ劣化もなく良好です。
    1系統、システムのバッテリーがダメになりましたのでEBバッテリーと行きたい所ですが予算の都合もありコーナンの40B19を4直2並列として現在使用。半密閉タイプなので蓋を開けて補水出来るように改造し工業用添加剤を規定量入れました。
    海外製バッテリーですが半年使用して充放電バランスも8個共に安定しており安価なのでこれが長く使えるなら次期バッテリー交換の際は全てこのタイプを使用しようと思ってます。

    • KAMIYA より:

      大した活動も掲載しないのにBlogを見ていただきありがとうございます。現在使用中のVARTAのAGMタイプは、手持ちの電菱PANCharge1Kで充電可能か心配だったのですが、問題なく充電してくれております。この充電器も結構Heavy Dutyで汎用性が高く重宝しております。1年くらい前に故障(充電し始める瞬間に電源が落ちる)があったので、電菱社に修理に出したのですが、NDF(No Defect Found)で戻されてしまいました。症状は消えており、何がどうなったのか理解できないのですが、それ以来問題なく毎日充電してくれております。BMW, Mercedes車に使用されているものですが、結構余裕をもって交換されているようなので、長く使用できることを期待しております。我が家での使用はまだ1か月強なので、まだ、劣化の様子はみえません。

  2. Tsuruta より:

    私の充電器は輸入品でありメーカー英文マニュアルによると開放型液式、密閉型液式のみに対応とありシールド/AGM/GELは破裂の危険があるので充電不可とあります。
    高価な機材を買換える予算もありませんので残念ながら私はこのバッテリーは入手したとしても使えません。昔ながらの液式バッテリーでやっていこうと思います。

    バッテリーについてもディープサイクルから自動車用と実験により6個以上壊して段々と見えてきた気がします。
    並列は2並列までとして新品時から添加剤を入れる、週1は均等充電を行う、そして輸入品の安価なバッテリーで十分などなどです。一度、サルフェーションを起こして電解液が黒く濁ってしまえばもう絶対に回復しませんでした。
    深過ぎる放電もダメですが浅過ぎる放電も活性化が行われず短寿命になりました。現在、放電深度50%として運用してます。

  3. Tsuruta より:

    ご質問なのですが現在の実用蓄電量はどの位になるのでしょうか?
    私も高価なEBバッテリーは買えず安価な自動車用バッテリーを使用しておりますが300W程度の家電を使用すれば5時間率定格容量の60%程度でインバーターが停止するはずです。消費電力の小さい機器ならもっと長時間動作可能ですが5時間率容量の1/5での放電電流でインバーター停止、それ以上使用すれば確実にバッテリーは痛んでしまいます。メーカーにより差は大きく当たり外れもバッテリーにはありますので一概には言えませんが半年~1年でこのような使い方ですと容量が1/5程度に低下して寿命となります。

    どのような鉛バッテリーでも全て一度でも過放電させると電極が傷んでしまいパルス充電器、工業用添加剤を使用しても絶対にと言って良い程、修復は不可能になります。放電深度25%に抑えれば数千サイクルは使用可能と思いますが蓄電システムとして実用するには膨大な容量が必要になり実用的ではありませんね・・・

  4. Kamiya, Akira より:

    Tsuruta様、遅いResponseで申し訳ありません。当方、本年は自治会役員を仰せつかって多忙なもので・・・。自治会の役員の方々にも蓄電装置に興味を持つ人がいるのですが、実際に自作するとなると引いてしまう人が多いです^^。我が家の蓄電装置の容量は、4個とも公称80Ah(20HR)ですが前歴が全く不明なusedなので、推測ですが、毎日(8:00~17:30)平均200W位の家電を約9.5hr動かしているので、バッテリからの供給電流はInverter内部の損失がなければ平均8.3Aですが、損失(20%)を考えると、200W÷24V÷0.8=10.4A程度の電流を供給していると考えられます。それを9.5時間継続すると、≒99Ah。しかし、PVパネルからの供給のない雨の日は8hr使用後に各バッテリ電圧は11V程度に下がるので、10HRの時間率でTotalで大体 100~150Ahくらいの容量かな、と思っております。晴れていれば、PVパネルからの供給があるので9.5hr使用後でも12V以上の電圧があります。

  5. Tsuruta より:

    ご無沙汰です。

    先日の大阪北部地震で以前より検討していたエンジン発電機を電気室に設置しました。安価な中国からの輸入品ですが3相ブラシレスオルタネーター+インバーターを搭載しており負荷状態に合わせてエンジン回転数が変わるので燃費は良いのではと思います。
    電圧と周波数はエンジン回転数が変わってもインバーター回路で安定化しているので変動がありません。低負荷なら2.5Lのガソリンで6時間以上軽く稼動しました。
    もし長期停電となればソーラー充電だけでは夏場のエアコンにより不足しますので切れたバッテリーをOGBFC-30Aで急速充電しなければなりません。燃料も限りあるのでフル稼働させて短時間で一気にアブソーブ充電まで完了させておけばバッテリーが痛む事もなく発電機の稼働時間も最低で出来るのではと思いました。

    阪神大震災で家族を亡くした悪夢、もう2度と経験したくはないですが災害はいつ起こるか分からない・・・幸いにも機材を設置している電気室はコンクリート床でバッテリーは全て台車に載せてバンドで固定、各種機材も防振ラックに固定してましたので震度5の揺れ程度ではビクともしませんでした。

    • Kamiya より:

      貴方が阪神大震災で御家族を亡くされた方だとは知りませんでした。遅ればせながらお悔やみ申し上げます。最近関東でも中規模の地震があちこちで発生しており、私の住む湘南地域でも相模湾が大地震の震源地のうちの一つとして知られているので他人ごとではありません。3月まで所持していたトヨタのエスティマ・ハイブリッドは東日本大震災の直後の計画停電の際には、その標準装備だった100V50Hz1500Wのインバーターが大活躍してくれたので、エンジン発電機のの有用性は理解しております。しかし、残念ながら、そのエスティマ・ハイブリッドが突然欠陥車であることを宣告され、しかもエンジン・オーバーホール修理費(≒50万円)が自己負担であると言われ、10年間乗った車ですが、トヨタ以外の車に乗り換えてしまいました。インバーターは、キャンプや天体観測などの際にも大変重宝していたので、今更ながら残念です。原因は、エンジン内部の中国製のピストン・リングが9年くらいで摩耗してエンジンオイルを燃焼し始める、というもので、アルファード、ベルファイア、Mark X、など2.4Lエンジンを載せたトヨタの広範な車が対象らしいです。重要な部品には実績・信用ある国内製品を使用しないと大変な目に合うという実例ですね。すぐに生命を危険にさらす事故の元になるわけではないので、リコールはしないそうです。あまりにもユーザーをバカにしたやり方には我慢できず、結局、26年間の付き合いだった近所のトヨタ・カローラ販売店とは今年3月末に喧嘩別れをしてしまいました。

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